狩りをしていたルウェリンは、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガーに追われることになる。事態を察知した保安官ベルは、2人の行方を追い始めるが……。
新興の航空会社社長トムはある日、息子を誘拐され200万ドルの身代金を要求される。FBI協力のもと、息子を取り戻そうと奮闘するトム夫妻だが、身代金を払っても息子は生きて戻らないと悟ったトムは奇抜な行動に打って出る。それは、用意した200万ドルを身代金ではなく、犯人の首にかける懸賞金とする事と、息子を生きて返せばこの懸賞金を取り下げる事をテレビで発表したのである。トムの行動に世間は沸き立つが、これによって犯人グループの中にも不協和音が生まれることに…。
車線変更(チェンジング・レーン)による些細な接触事故をきっかけに激しく憎しみ合うようになる二人の対照的な男の姿を描いたサスペンス映画である。
友だちとの遊びから帰ってきた女子高校生ルビー・ベイカーを待ち受けていたのは両親の交通事故死という突然の訃報。ルビーと弟のレットは二人きりで取り残されてしまう。しかし、二人には400万ドルの遺産が残されていた。そして、二人が成人するまでは両親の遺言に従って、昔の隣人で心優しいグラス夫妻が面倒を見ることになる。
親友を殺した犯人として実業家のハリソン・ヒルを探し出すために、ジャーナリストが潜入捜査を行う。彼の部下を装って、ネット上のいたちごっこに参加する。
FBI捜査官のキャンベルは、過去にロサンゼルスで女性ばかりを狙う連続殺人鬼グリフィンを追っていた。彼の手口は、大都会の片隅で孤独な生活を送る女性を数週間かけて生活や行動パターンを調べ上げ、犯行当日の朝に標的が外出した後の家に侵入し、帰宅後を襲って最後にはピアノ線で絞殺するもの。そして彼は犯行の前に捜査当局に対して標的の写る写真を送りつけて予告をしていた。だが、写真以外にヒントのない彼の予告殺人を阻止することはキャンベルですら困難で、ついには自分と不倫関係にあった人妻が襲われた末、逃走するグリフィンを追跡するのに気を取られるあまり彼女が火事で焼死するのを助けられなかった自分の無力さに嫌気が差し、現在は静かに暮らそうとシカゴに移り住んでいた。そして彼はこの件以来、偏頭痛に悩まされ、薬の服用が欠かせない体になっていた。 そんなある日、自分が住んでいたアパートの一室で同じような手口の殺人事件が発生する。キャンベルは見ることなく放置していた自分あての封筒に被害者の写真が入っていた。警察から捜査の指揮を頼まれたが断る。しかし、グリフィンから電話がかかってきて次の被害者を9時までに殺すというので、休職を返上して捜査を開始する。マスコミに女性の写真を流す。眼鏡に映った画像から勤め先は特定できたが、間に合わない。 次の写真が届く。犯人はキャンベルの勤務地のみならず精神科医ポリーの所まで訪ねる。追いつめるが逃げられ、ガソリンスタンドに火をつけられ、女性と警官3人が犠牲に。 精神科からキャンベルの診療のファイルやテープが盗まれ、昔の恋人の墓で接触するが、グリフィンはポリーを捕まえている場所まで連れて行く…。