心理学者の父親の実験材料にされたマークは、実験の末、狂気の淵に追いやられる。成長したマークは映画の撮影助手として働きながら、副業でエロティックな写真撮影を行っていた。やがて彼は女性の死の間際の表情を撮りたいと熱望するようになり…。
作家志望の男ビルは、創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。ある日、ビルがいつものように男をつけていると、尾行していることがその男、コッブにバレてしまう。だが、コッブもまた、他人のアパートに不法に侵入し、私生活を覗き見る行為に取りつかれていた。ビルは次第にコッブに感化されていく。数日後、ビルはコッブと二人で侵入したアパートで見た写真の女性に興味を抱く。やがて、彼女の尾行を始めるビルだったが、その日を境に、彼は思わぬ事件に巻き込まれていく……。
少年時代からいつも一緒にいる一卵性双生児の兄弟、エリオットとビヴァリー。容姿はうり二つだが、性格は兄エリオットが社交的で野心家、弟ビヴァリーが内気な努力家と正反対。兄弟はトロントで婦人科医の医院を営むが、ビヴァリーは診察した女優クレアの子宮が3つに分かれていたので驚く。やがてクレアはエリオットと肉体関係を持つが、クレアはエリオットに双子の弟がいることを知らない。こうして異様な三角関係が生まれる。
B級映画専門の売れない俳優ジェイクは、オーディション会場で同じ俳優であるサムと知り合うが、公演で旅に出る間、彼の家の留守番を頼まれる。豪華なサムの家に見とれるジェイクだったが、予期せぬおまけがあった。望遠鏡で隣をのぞくと、セクシーな女性グロリアの寝室が丸見えになるのだ。夜な夜な彼女に熱い視線を送るジェイクだったが、ある夜彼はグロリアが何者かに脅される現場を目撃し、ほどなく彼女は惨殺されてしまう。
シアトル市警の刑事コンビ、中年のクリスと若手のビルはFBIの依頼で、刑務所を脱走した凶悪犯リチャードを逮捕すべく、彼の恋人マリアを24時間監視することに。だが美しいマリアに好意を抱いたクリスは、大胆にも彼女の家に出入りするようになるなど、相棒のビルですらあきれる行動へ。一方、リチャードは警察のパトカーと猛烈なカーチェイスを繰り広げるなどの事件を繰り返しながら、少しずつマリアの家に近づいていく。
天才科学者セバスチャンは、国家の極秘プロジェクトとして生物の透明化と復元を研究している。彼と研究チームは、動物実験において透明化を実現していたが、その状態が長時間続くと精神に影響が及んで凶暴性が増してしまい、復元も成功できる物では無かった。ある日、セバスチャンは透明化した生物を復元させるための薬の開発に成功するが、彼はこの事を国家には報告せず、チームの反対を押し切り、自らを使って初となる人体実験を行う。
N.Y.。刑事マイク のもとに鼻血を垂らし、暴れて署に連行されたドイツの留学生ディーターが連れてこられる。彼の奇妙な様子に不信を抱いたマイクは住まいを調査し、保健省のテリーと出会う。彼女はディーターがエボラのようなウイルス性の出血症に冒されてないか、調べていたのだった。ちょうどその時、ディーターは拘置所の壁に血で「48」の文字を書き残して怪死する。マイクとテリーは、彼があるパソコンサイトにアクセスしていたことを突き止めるが、それは、想像を絶する恐怖のサイトだった……。
“生き別れた眼球”を捜している麻耶は、カメラを手に魔都TOKYOを当てもなく歩いていた。そんな麻耶のドキュメンタリー映画を作ろうと彼女の姿を記録する脳神経外科医の佐多と、麻耶の眼球を狙う黒ずくめの眼球コレクターだった。