1925年のメキシコ。黄金探しに夢をかける老人ハワードと出会い、金鉱掘りに乗り出したアメリカ人のドブズとカーティン。運良く砂金を発見する3人だが、いつしか強欲な本性を現したドブズが仲間の裏切りを疑い始める。 黄金をめぐる男たちの欲望と葛藤をジョン・ヒューストン監督が骨太に描いた力作。アカデミー監督賞、脚色賞を受賞したほか、ハワードを演じた、名優で監督の父・ウォルターが助演男優賞に輝いた。

昔々のフローリン国。美しい娘・キンポウゲと青年・ウェスリーは互いに愛し合っていたが、ウェスリーの訃報にキンポウゲは生きる希望を失い、腹黒いフンテバーティング王子の求婚を受け入れる。

カンザスの農場でおじさん夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーは、ある日、竜巻に家ごと上空に巻き上げられ、愛犬のトトとともに魔法の国オズへとたどり着く。故郷の家に戻るためにはオズの魔法使いの力を借りる必要があると言われたドロシーは、早速魔法使いの住むエメラルド・シティを目指して旅に出る。その途中、臆病ライオンや脳のないカカシ、そして心を持たないブリキ男も仲間に加わり、一行は不思議な冒険を繰り広げていく。

一面荒野が広がる世界、“イジツ”――。ある日、空に“穴”が空き、そこから色々なものが降ってきた。中でも“ユーハング”がもたらしたものの影響は大きく、とりわけ飛行機の存在によって人々の生活は激変。以降、世界の潮流は空へと移っていった。時は流れ――、空には商船とその用心棒、荒くれ者の空賊など、さまざまな人々が飛び交っていた。オウニ商会の雇われ用心棒“コトブキ飛行隊”は、空を飛ぶことが大好きな、女の子だけのスゴ腕パイロット集団。彼女たちは愛機である隼一型とともに、イジツ全体を巻き込む大きな戦いへと立ち向かっていく――。

原潜USSモンタナは深海で何かに当たって座礁し、連絡が途絶える。海軍大尉コフィは捜索のため、海底油田基地ディープコアに、同基地の設計者であるリンジーとともに乗り込む。基地ではリンジーの夫バッドも働いていたが、夫妻の仲は冷え切っていた。見つかった原潜に生存者はいないが、リンジーはそこで奇妙な生命体を目撃。やがて嵐のせいで海上の基地とディープコアを結ぶケーブルが切れ、同基地の面々の生命に危機が迫る。

七つの海を駆けめぐった海賊の時代が終ろうとしていた。世界制覇をもくろむ東インド会社のベケット卿は、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズを操り、海賊たちを次々と葬っていく。彼らの生き残る道はただ一つ。9 人の“伝説の海賊”を招集し、世界中の海賊たちを蜂起させ決戦を挑むのみ。だが、その鍵を握る9人目の人物こそ、溺死した船乗りが沈む永遠の地獄“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー(海の墓場)”に囚われているキャプテン・ジャック・スパロウだった…。総督の令嬢エリザベスと海賊の血を引くウィルは、甦った不死身の海賊キャプテン・バルボッサと共に、ジャック奪還の手掛りを握る中国海賊の長サオ・フェンのもとへと旅立つ。彼らの運命が再び交差するとき、海賊の史上最初にして最後の決戦の火蓋が切られる―。

世界的に有名な海洋探検家にして海洋ドキュメンタリー監督のスティーヴ・ズィスー(ビル・マーレイ)は、幻のジャガーザメに殺された仲間の仇を討つために、最後の航海へ乗り出す。

ピーター・バニングは40歳の企業付弁護士。妻モイラ、11歳のジャック、7歳のマギーという家族がいるが家族は仕事詰めなピーターに不満を感じている。行くと約束していた少年野球の応援もすっぽかし親子の絆はガタガタ。クリスマス休暇でバニング一家はモイラの祖母を訪ねロンドンに行く。一家はウェンディの邸宅でしばらく過ごしていたある夜、大人たちがパーティから帰ると子供たちの姿は消えドアにはジェームズ・フックからの脅迫文があった。何が起こったか見当もつかないピーターに、ウェンディが真実を告げる。ティンクが現れネバーランドに連れて行かれたピーターは子供たちを助けるために過去を思い出していく。

ゴジラシリーズ第3作。TTVの桜井と藤田は、TV番組の視聴率アップのため、“巨大なる魔神”を追って南海のファロ島を訪れた。その頃、北極海調査を行なっていた原潜シーホークは発光する奇怪な氷山と遭遇、その中からは休眠していたと思われるゴジラが現れた。桜井たちは強力な麻酔作用のある木の実と原住民の協力を得て、“魔神”ことキングコングの捕獲に成功する。しかし海上輸送の途中で目覚めたコングは単身で日本に上陸すると、同じく上陸していたゴジラに立ち向かっていった。

巨大帆船モーニング・スターの船長の娘・モーガン(デイヴィス)。美しさと猛々しさの同居する男勝りの女性だ。ある日、父が何者かに襲われ、駆けつけた彼女に自分の皮膚に書かれた地図を託して死ぬ。それは宝の眠る島カットスロート・アイランドへのものだった......。