井上直久の「イバラードの世界」を、松尾清憲の音楽に乗せたDVD画集とも言うべき美しい秀作。 イバラードとは、画家・井上直久が描き続けてきた幻想世界のことです。 一連のイバラード作品は、独特のタッチと色彩で描かれた空間の広がりがとても印象的で、一度見たら忘れられない記憶を残します。映画「耳をすませば」で主人公の空想シーンの美術に全面的に使用され、素晴らしい成果を上げたことを覚えている方も多いでしょう。DVD「イバラード時間」は、井上氏がこれまで描いてきたイバラードの風景画の中から63箇所の風景を本人が厳選し、静止した絵では描ききれない“時間の流れ”を音楽と効果音、CGと2Dアニメーションを加えることにより表現した、まったく新しい30分の映像画集です。

1971年、男は悪の秘密結社ショッカーの手で改造人間にされた。その日以来、人間の自由を守るため、男は戦い続けている。彼の名は、本郷猛。この世に誕生した、最初の仮面ライダーである。長年、海外で悪と戦ってきた猛は、ひとりの少女の危機を知り、急遽帰国する。ショッカーが狙ったのは、女子高生・立花麻由。彼女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるために不可欠なのだ。猛は、ショッカーが麻由を狙う理由を探っていた仮面ライダーゴースト=天空寺タケルや、その仲間たちと出会う。3年ぶりに猛との再会を果たした麻由は、猛への複雑な思いを抱えつつも、少しずつ心を開いていく。しかし、過酷な日々を過ごしてきた猛の肉体は、すでに限界へと近づいていた。なおも麻由を狙い襲い来る、ショッカー怪人たち。その一方で、ショッカーを裏切ったウルガ、イーグラ、バッファルの3人は、新たな組織・ノバショッカーを結成し、恐るべき作戦を始動させていた。麻由の危機、そして日本の最大の危機に、伝説の戦士・本郷猛が「変身」する。命を、愛を、未来へつなぐために。

不思議な力を持つ巫女の血を継承する14歳の少女「鈴」が自然の精霊「コルボッコロ」と出会い、街の秘密を紐解きながら、自分の在るべき姿と、進むべき道を模索していくSFエコファンタジー作品。

北極海で大爆発が起き、氷の中に閉じこめられていたカメの大怪獣ガメラを目覚めさせてしまう。北海道に現われたガメラは、エネルギーを求めて地熱発電所を襲撃。自衛隊が応戦するが、ガメラはどんな攻撃も受け付けない。そこで自衛隊は、自力で起き上がれないカメの特性を利用した転倒作戦を考案。ガメラをひっくり返し、飢え死にさせるという狙いは成功したかに見えたが、転倒したガメラは驚くべき方法で起き上がった。

世界がウエスタンブロックとイースタンブロックに分断された近未来。ミレーヌ・ホフマン=通称0091(ゼロゼロナインワン)は、ウエスタンブロックの特務組織“ゼロゼロ機関”によって作り出されたスパイ・エージェント。幼い頃の記憶を失った彼女は、サイボーグ化された自らの肉体を最大限に活用し、冷酷非情にミッションを遂行していく。ある時、そんな彼女に“Dr.クラインを奪還せよ”という新たな指令が下されるのだったが…。