人生の後半にさしかかった3人の男たち。ささやかな罪から殺人に及ぶ重大な罪まで、さまざまな罪とそれにおののく彼らの姿を描きながら人生の不条理をも辛辣に考察しているドラマ。

ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。

第76回アカデミー賞最優秀外国語映画賞に輝いた、親子の絆と人生の終幕を温かく描き出した珠玉の感動作。愛する家族や友人たちに囲まれて「さようなら」と微笑む父の姿が、いつまでも忘れられない。

スランプの作家、クビ寸前の編集者、作家志望の学生などの面々が揃った、可笑しくてちょっと切ない大人の物語。“ワンダー・ボーイ”とは人生の早いうちに大きな成功を手にした人のことなのだが……。

世界的名声と人気を博す映画監督のグイド。ところが突然スランプに陥った彼は、9作目となる新作の撮影開始を目前にしながら、いまだ映画の中身を何ひとつ決められずにいた。次第に心身ともに追い詰められるなか、グイドは妻のルイザに電話をかけて救いと慰めを求める一方、愛人のカルラも自分のもとへ呼び寄せる。だが、タイミング悪くその2人が鉢合わせしそうになり、グイドはさらに悩みの種を抱えることになる。