童話『赤い靴』になぞられたバレリーナの悲しい宿命を、華麗なダンスシーンや、幻想的な映像美で描く、イギリスの巨匠・パウエル&プレスバーガーの傑作バレエ映画。アカデミー美術・装置賞、劇・喜劇映画音楽賞受賞。 ヴィクトリア(モイラ・シアラー)はロンドンで、レルモントフ・バレエ団を率いるボリス(アントン・ウォルブルック)の目に留まる。同じころ、新進作曲家ジュリアン(マリウス・ゴーリング)も同バレエ団に採用される。プリマ(リュドミラ・チェリナ)の結婚によりヴィクトリアが主役に抜てきされ、新作「赤い靴」への企画がスタートするが……。
名匠アラン・パーカーによる青春映画。ニューヨーク・マンハッタンの芸能学校を舞台に、一流のアーティストを目指して奮闘するさまざまな若者たちの姿をドキュメンタリータッチで描いた青春群像ドラマ。アカデミー作曲賞、歌曲賞受賞。 音楽・ダンス・演劇の世界に若き才能を輩出するニューヨークの公立芸能学校に、期待に胸膨らませてやってきた若者たち。才能に満ちあふれた者や、挫折し別の道を歩む者、それぞれがさまざまな出会いを通して新しい日々をむかえる。
「ティン・カップ」という愛称を持つ、プロゴルファーのロイ。彼はゴルフの素晴らしい才能を持っていたが、大胆な賭けを望むその性格が災いして、現在は地位も財産も失い、落ちぶれた生活を送っていた。そんな彼の前に精神科医のモリーが現れる。知的な彼女に一目惚れしてしまったロイは、彼女を振り向かせるために、再び立ち上がる決意をする。