夏休みを利用しておばちゃまの羽臼屋敷を訪れる“オシャレ”と6人の友人。だがおばちゃまはすでにこの世の人ではなく、戦死した恋人への思いだけで存在し続ける生き霊だったのだ。そして若返るためには少女を食べなければならない。ピアノや時計が少女たちを次々に襲い、羽臼屋敷は人喰い屋敷と化した……。

前作での出来事の後、ゾーイとベンはエスケープ・ルームを仕掛けた企業、ミノス社を打倒すべく行動を開始した。ところが、2人はその過程で再びトラップだらけの部屋に閉じ込められてしまう。不可解なことに、その部屋にはかつてエスケープ・ルームから生還した人々(レイチェル、ブリアナ、ネイサン、テオ)が勢ぞろいしていた。ミノスの目的が分からないまま、ゾーイたちは生き残るために必死で知恵を絞っていくが、その果てにたどり着いたのは何とも悲しく、恐ろしい真実であった。

心理カウンセラーである茉優(池田エライザ)の勤め先に、警察に保護された少女が入院してくる。記憶を失い名前も言えない彼女のカウンセリングにあたる茉優だが、周囲で奇怪な現象が頻発する。同じころ、茉優の弟で動画クリエイターの和真(清水尋也)は、アップロードした映像の再生回数が伸びないことに焦りを感じていた。そこで、死者5人を出した火災の起きた団地に侵入し、心霊動画を撮ろうとする。