1970年代から80年代にかけ、テレビ伝道師として活躍していたジム・ベイカーは、妻タミー・フェイと共演したTV番組を製作。愛にあふれたメッセージで視聴者は熱狂、瞬く間に絶大な人気を博し、大成功を収めた。そんな中、貧しい生活から一転、華やかな生活に変わったタミーは、泣いても消えないまつげ、独特の歌い方、そしてあらゆる人々を受け入れる寛大さで伝説的な存在となっていた。しかし、金銭的な不正、ライバルの陰謀、スキャンダルなどにより、ふたりが築いた帝国はやがて崩壊していく…。
デビュー作『悲しみよ こんにちは』が世界的なベストセラーとなり、わずか18歳にして時代の寵児となったサガン。以後、次々と小説を発表する一方、その華麗な交友録で私生活にも注目が集まっていた。あり余るほどの富を手にした彼女は桁外れの金額でギャンブルに興じ、奔放な恋を謳歌する。そんなある日、スポーツカーを運転していて事故に遭い九死に一生を得たサガン。その後22歳で編集者のギイ・シェレールと結婚するが、それはほどなく失敗に終わってしまう。