LA郊外のある日。死の床にいるTVプロデューサーと彼の家族、クイズ番組の司会者、警官などが、互いの人生に絡んでは離れていく……。ポール・トーマス・アンダーソン監督がジェレミー・ブラックマン主演で描いた傑作。

“池の底”という名の寄宿舎に赴任した音楽教師マチュー。さまざまな家庭の事情で集団生活をする子供たちに歌う喜びを教えるため、マチューは合唱団を結成する。幅広い年代におすすめの秀作。

独軍の占領下にあったフランスの田舎で敵兵と密通して断罪された過去を持つ女優が、ロケのために広島を訪れ日本人の建築家と一日限りの情事に耽ける。そして知る、広島の悲劇。時あたかも8月6日。原水禁運動を背景に二人の孤独な会話が続く。焦土から奇跡の復興を遂げたその町は、死の影を決して忘れることはない…。

中年の真面目な高校教師が、キャバレーのダンサーに惚れ込み、ドサ回りの道化役者となって……。ほろ苦い人間像を描き、マレーネ・ディートリッヒ、エミール・ヤニングスを代表する映画史に残る1作。

父親を探すために渡米したイギリス人青年ジュードは、大学生マックスとその妹ルーシーに出会う。だが激動の60年代は彼らにさまざまな問題を投げかけて……。33曲のビートルズ・ナンバーに彩られたラヴ・ストーリー。

60年代のアメリカ。恋とロックに明け暮れる青春があった。人気俳優トム・ハンクスが初めて劇場用長編監督に挑戦した青春ドラマ。フレッシュな演技でヒロインを演じるのはリヴ・タイラー。

シューズ・デザイナーのドリュー・ベイラー(オーランド・ブルーム)が新たにデザインした靴の売り上げがさっぱりで会社は倒産寸前、ドリューは会社を首になる。希望を失ったドリューが自殺を決意すると妹から父が死んだと連絡が入る。