関わってきた人々もろとも両親の家に突っ込もうとするパイロット、間違いで車をレッカー移動されたことが原因で転がり落ちるように全てを失った男の復讐劇、結婚式で人生最大のピンチを迎えるカップル・・・。小さなきっかけで人生が狂ってしまった人々のエピソードを、サスペンス、コメディー、バイオレンスなど違う手法で紡ぐ6話オムニバス。

山戸結希監督が企画・プロデュースを務め、自身を含め80 年代後半〜90 年代生まれの新進映画監督、総勢15 名が集結。“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること”を共通のテーマとして、各監督が8 分以内の短編で表現するオムニバス作品。

5話の短編で構成されたオムニバスのホラー映画。1950年代のECコミックに代表される、20世紀中盤に隆盛を誇った“ホラーや犯罪物語を題材としたアメリカン・コミックス”の再現を作品全体のテーマとしている。スティーヴン・キングがオリジナル脚本を書き下ろし、製作陣には『ゾンビ』他の監督ジョージ・A・ロメロ、特殊メイクアーティスト、トム・サヴィーニなど数多くの著名人が名を連ね、キング本人とその息子ジョー・ヒル、サヴィーニは俳優としても出演している。

かつての人気TVシリーズ「ミステリー・ゾーン」の復刻映画版。人種差別主義者の男が時空を越えて差別を体験するランディスの第1話(V・モローが撮影中に事故死)。ロブ・ボッティンのコミカルSFXが光る不思議な少年を描いたダンテの第2話。少年の日々に戻る老人を描いたスピルバーグの第3話。飛行機の翼の上に奇怪な怪物の姿を見た男の恐怖をダイナミックに描いたG・ミラー担当の第4話。

野火明監督の短編映画。1992年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭の自主製作映画部門・BJシネマ大好き映像大賞の両部門でグランプリを受賞し、審査員であったツイ・ハークから絶賛された。 男はしがない大道芸人、一人路上でパントマイムを演じる。女は大勢の男を騙して金をせしめる日々、罪悪感は全くない。ふとしたきっかけで、二人は出会った。そして、二人の心に何かが芽生えた。だが、二人に待ち受けているのは残酷な現実だった。