アメリカ人大学生のデビッドとジャックは三か月の休暇中イギリスでの気ままなヒッチハイクを楽しんでいた。ヒッチハイクで乗り込んだ車を、何もないど田舎の途中で降ろされて近場の町まで歩くことになってしまう。 日が落ち雨も降る中荒れ地を歩くうち闇夜に紛れてみたこともない恐ろしい大きな野獣に襲われジャックはかみ殺されデビッドもかみ殺される寸前で野獣は村人に射殺され命を救われる。 病院で目を覚まし療養していたデビッドだが、その夜からおかしな夢をみるようになりだんだんと不安にかられるようになってゆく。 そんな不安定なデビッドのまえに突然死んだはずのデビッドが、野獣にかみ殺されたままの無残な姿で現れこう警告する。 「俺たちを襲ったのは狼男だった。狼男に殺されると魂は呪われ永遠にさまよい続ける。お前は狼男の血を継いだ。呪いの系譜が立たれないと殺されたものは解放されない。お前は今すぐ死ぬべきだ」 警告を信じないで無視し続けるデビッドであったが、満月の夜、デビッドは耐え難い痛みとともに恐ろしい獣の姿に変貌し新たな狼男の犠牲者を作り始めるのだった。

野獣に襲われたとおぼしきいくつもの死体。宮廷より派遣されたフロンサックは、野獣の正体解明と事件解決に向けて捜査を始める。予想外の展開にド肝を抜かれるアクション・エンタテインメント作。

女性キャスターのカレンは連続殺人事件エディの独占取材のため、ポルノショップに潜入する。暗闇の中、カレンの前に現れたエディは何物かに変身しようとした。何物かに変わる寸前に駆け付けた警官にエディは射殺されるが、カレンは大きなトラウマを抱えてしまう。医者のすすめで夫と田舎の保養所“コロニー”に向かうカレン。しかし、その“コロニー”は・・・。

19世紀の欧州。バチカンの密命を帯びて魔物と戦うモンスター・ハンター、ヘルシングは、吸血鬼ドラキュラを倒すという任務を帯びて相棒の僧侶カールとトランシルバニアに乗り込む。彼らはそこで女吸血鬼《ドラキュラの花嫁》たちに襲撃されて逃げ惑う群集に遭遇。2人は怪物との戦いの中で、ただひとり毅然と戦う女性・アナと知り合う。彼女こそは代々ドラキュラと戦い続けるヴァレリアス一族の王女だが、ある事情を抱えていた。

1981年、英国。高名な舞台俳優のローレンス・タルボット(ベニチオ・デル・トロ)は、25年ぶりに生家のタルボット城に帰ってきた。弟ベンが行方不明になったことを、弟の婚約者であるグエン(エミリー・ブラント)の手紙で知らされたからだ。しかし、城へ足を踏み入れたローレンスを待ちうけていたのは、母の死をきっかけに疎遠になった父のジョン(アンソニー・ホプキンス)の冷たい出迎えと無残に肉を削がれたベンの遺体だった・・・