行方不明の少女を探すためにスコットランド本土からサマーアイル島へやって来た警官。だが人々は少女の存在を否定し、何かを隠しているような素振りを見せる。警官はやがてこの島を支配している異様な古代宗教に行き当たるが……。因習深い地に足を踏み入れた余所者が次第に取り込まれていく恐怖を描いたスリラー。

夜神 月(やがみ ライト)はある日、奇妙な黒いノートを拾う。それは死神・リュークが落とした、ノートに名前を書かれた人間が死ぬ「デスノート」だった。犯罪者を裁く法律に限界を感じていた月は、世の中を変えるため、ノートの力で犯罪者を次々と葬り始める。やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(=Killer)の意味から「キラ」と呼び始め、キラを神と崇め崇拝する者まで現れた。 一方、警察組織はキラの行為はあくまでも連続殺人であるとし、その調査・解決のためにある人物を送り込んだ。警察を裏から指揮し、数々の難事件を解決してきた世界的名探偵L(エル)である。 天才同士の戦い、求める世界の違いから起こったこの闘いに勝つのは死神の力を持つキラか、それとも警察を動かすLか。

2032年の平和な未来都市に、36年前冷凍刑に処せられた狂暴な男が蘇った。残忍な男に対抗するため警察が解凍したのは、“デモリションマン=破壊人間”と恐れられた危険な刑事だった……。

見知らぬ男性の携帯へ繋がったSOSの電話を唯一の命綱に繰り広げられるサスペンス・スリラー。監禁された女性に迫り来る危機と、彼女からの電話を受けた青年が救出へ向け奔走する姿を緊迫感溢れるタッチで描く。監督は「デッドコースター」のデヴィッド・R・エリス。主演は「L.A.コンフィデンシャル」「8 Mile」のキム・ベイシンガー。  夫と息子の3人で幸せな毎日を送っていた高校の生物教師ジェシカ。だがそんなある日、いつものように息子を学校へ送り届け帰宅した彼女を、突然侵入してきた数人の男たちが乱暴に連れ去ってゆく。そのまま、どこかの家の屋根裏に監禁されるジェシカ。リーダー格の男イーサンは部屋にあった電話をハンマーで叩き壊すと、彼女を残し立ち去るのだった。男たちの正体も誘拐の目的も分からないジェシカだったが、いずれ確実に殺されると悟った彼女は理系の知識を活かして壊された電話のコードを接触させ、外への連絡を試みる。やがてそれは、ライアンという青年のケータイに繋がるのだが…。

権力を振り回す保安官と大型トラック運転手との確執。やがて、それはトラッカー軍団の怒りを呼び覚まし、18輪トラック190台のコンボイ(隊列)となって……。サム・ペキンパー監督による迫力満点の痛快娯楽作品。

米・ソの刑事コンビが麻薬組織に挑むという破格のスケールで繰り広げられるヴァイオレンス・ポリス・アクション。アメリカに逃亡したマフィアのボスを追う堅物刑事をアーノルド・シュワルツェネッガーが熱演する。

60秒あればどんな車でも盗んでみせるという車泥棒のテクニックと、延々繰り広げられるカー・チェイスが目玉のアクション映画。表向きは保険調査員、しかしてその実態は車専門の盗っ人集団に大口の仕事が舞い込む。期日までに台数を揃えようと彼らの仕事が開始されるが、その中の一台が盗難保険に入っていなかったためにわざわざ返そうとプロの仁義を表に出したのが運の尽き。ついに総動員されたパトカーに追われる事となる。

エイミー(スーザン・メイ・プラット)は、生後間もない娘と夫ジェームズ(リチャード・スパイト・ジュニア)とともにメキシコへ向かう。エイミーの昔の恋人ダン(エリック・デイン)にヨット・クルーズに招待された一家は、旧友のザック(ニクラウス・ランゲ)らを交えて海へと出帆するが……。