愛する妻と3人の子供たち。マックの幸せな人生は、最愛の末娘ミッシーがキャンプ中に誘拐されたことで終りを告げる。捜索から数時間後、廃れた山小屋で彼女の血に染まったドレスが発見される。そこに残された証拠から、警察が追い続ける連続殺人犯の凶行であることは間違いなかったが、ミッシーの遺体が見つかることはなかった。年月がすぎても、マックは深い悲しみから抜け出せず、妻や子供たちとも距離ができ、家庭は崩壊寸前だった。そんなマックの元へある日、「あの小屋へ来い」と書かれた奇妙な招待状が届く。疑念を抱きつつもマックは一人、山小屋へ向かう。そこで待ち受けていたのは想像を遥かに超える出来事だった。
エリートFBI捜査官のケイトは、肥大化するメキシコの麻薬組織“ソノラ・カルテル”撲滅という極秘任務を負う特別部隊に選抜された。謎のコロンビア人アレハンドロと共に、麻薬戦争の最前線であるアメリカとメキシコの国境付近に向かうが、そこは仲間の動きも掴めず、人の命が簡単に奪われる無法地帯。そんな中、巨悪を追えば追うほど合法的手段だけで悪を制することができるかと、ケイトの倫理観が揺らいでゆく。
1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロング(ライアン・ゴズリング)は、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に選ばれ、ヒューストンの有人宇宙センターで過酷な訓練を受けながら他の飛行士たちとの絆を深めていく。NASAが目指すのは、宇宙計画のライバルであるソ連もまだ到達していない月面着陸。ニールたちは使命感を胸に、この前人未到のミッションに挑んでいく。
天才アルト・サックス・プレイヤー、チャーリー・パーカーの生涯をクリント・イーストウッド監督が映画化した作品。自己の内面と向き合い、傷つきながらも自身の道を切り拓いていった男の姿を描く。
残虐な犯罪により失意のどん底にたたき落とされた男。ライドシェアサービスのドライバーとして虚しい日々をやり過ごすなか、ひとりの乗客の存在が、彼の心を揺さぶり、悲しみと向き合わせる。