アクションスター、リュー・チャーフィの代表的作品。少林寺出身の伝説的達人・劉裕徳をモデルに描かれるカンフー映画で、三十六番目の房の創設を志す主人公の成長を描く。 17世紀の中頃の中国。明朝を倒し、中国全土を制圧しようと企んでいる清王朝の将軍ティエン・タは、横暴きわまりなく、民衆を苦しめていた。その頃、明の復興運動が盛り上がり、正義感に燃える若者リュー・ユテを中心人物とした地下組織が結成されていた。野心に燃えたリューは、仲間たちと清の暴政に対する抵抗運動に励むが、その運動が発覚し、父が殺されてしまう。悲しみに沈むリューは、武道を習得するため少林寺へと旅立つ。

リュウがサガットを打ち破ってから数年後。犯罪シンジケートシャドルーの魔の手が世界中に及び、各地でテロ活動などが相次いでいた。事態を重く見たインターポールはアメリカ空軍と協力し、シャドルーの壊滅作戦へと動き出す。一方、シャドルーの総帥たるベガは優れた格闘能力を持つ素体を見つける為にスパイロボットを各地へ配置していた。

運び屋のフランク・マーティンは依頼主のジョンソンに車から20メートル離れると爆破する装置の付いたブレスレットをはめられ、謎の美女、ヴァレンティーナとともにドイツを目指す。しかし、この依頼には有毒廃棄物を扱う国際廃棄物管理会社の陰謀が隠されていた。

香港で健康器具のセールをしている中年男バック。孤児院で育ちいまだ独身のバックの取り柄といえば、小さい頃からやっていたクンフーと、事件を事前に察知する不思議な予知能力。ある日、バックはそれらを武器に銀行強盗を阻止、一躍ヒーローとなった。そんなバックのもとに見知らぬ男が現れ、バックの父が韓国で死の床にふせっていると告げる。さっそく韓国へ飛んだバックを待っていたかのように父パクはいくつかの謎を残して死んでしまう。バックは謎を解明すべく今度はトルコへと向かうが、そこで初めて自分がとんでもない国際的陰謀の渦中に放り込まれていることに気づくのだった……。

魔法を操る貴族“メイジ”が支配するイズメール王国では、平民たちが奴隷のようにこき使われていた。女王サヴィーナはそんな現状を嘆き人々の平等と平和を願うが、邪悪な宰相プロフィオンは女王を非難、陰謀をめぐらし王位を奪おうと画策する。あくまでも平和を願うサヴィーナは、プロフィオンに対抗するには伝説の魔法の杖を手に入れ究極の力を持つレッド・ドラゴンを操るしかないことを知る。しかし、プロフィオンもまた魔法の杖を狙い行動を開始していた。サヴィーナはひとりの青年に命運を託す。