荒事からは足を洗っていたウィリアム・マニーの元へ若いガンマンが訪れる。娼婦に傷を負わせ賞金をかけられた無法者を追うためだ。マニーのかつての相棒ネッドを加えた3人は追跡行に出かけるが、その頃、町の実力者の保安官ビルは疎ましい賞金稼ぎたちを袋叩きにしているところだった。やがてビルの暴力が黒人であるネッドにも及んだ。

“OK牧場の決闘”をスタイリッシュに甦らせた西部劇。トゥームストーン=墓標という名のこの街は悪徳保安官とその仲間に牛耳られていた。しかしワイアット・アープとドク・ホリディが現れ……。

幼い頃に両親を殺されたジャックは、インディアンに育てられた。彼は、身は小さいが勇気があり、他の仲間から“小さな巨人”と呼ばれるまでになった。やがて彼は、騎兵隊との戦闘で捕らえられ、その後は白人社会で生活するようになる。それは、インディアン撲滅に異常な執念を燃やす、カスター将軍を押さえるためであった。

ジョン・フォード監督が“OK牧場の決闘”を題材にした傑作西部劇。 メキシコからカリフォルニアへ牛を運んでいた途中、アリゾナのトゥームストンへ立ち寄るワイアット・アープとその兄弟。だが、留守をまかせていた末弟は何者かに殺され、牛も盗まれてしまった。クラントン一家がその犯人であると踏んだワイアットは、保安官となってトゥームストンに留まる事を決意する。町では賭博師ドク・ホリデイと知り合い、次第に友情を深めていく一方、ドクを追ってやって来たクレメンタインという名の美しい婦人に一目惚れするワイアット。やがて、ドクの愛人チワワが、殺された末弟のペンダントを持っていた事が発覚。それは、クラントンの息子に貰った事が判明する……。

アメリカ建国200年記念として製作されたクリント・イーストウッド監督・主演の西部劇。 南北戦争末期。ある日、農夫のジョゼイ・ウェルズは、突然現われたテリルという男が率いる北軍直属の一隊に妻子を殺されてしまう。怒りに燃えるジョゼイは銃を携えてフレッチャーらレジスタンスに加わり、復讐に立ち上がった。しかし、間もなくテリルの策略にはめられ、仲間の多くが殺される。その難を逃れたジョゼイは独り、インディアンの土地をさすらうことに。やがて彼は、その道中でチェロキー族や美しい女性ローラと出会い、共に旅を続けていく。だがその一方、執拗にジョゼイの行方を追うテリルたちの影が徐々に迫っていた…。

両親を殺され孤児になった少年を引き取り、インディアンの女性を妻にしてロッキー山脈で暮らすジョンソン。文明を逃れ自然とともに暮らす決心をした彼が、山の王者になるまでを描いた感動巨編。

フランク(ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬ヒダルゴはともに数々のクロスカントリー・レースを制した伝説のコンビ。が、いまは引退状態にあった。そんなとき、世界一過酷なレースの挑戦状を受け、参加することになる。

西部開拓史にその名を残す伝説の保安官・ワイアット・アープの生涯を描く西部劇大作。厳格な父に育てられた少年時代から、青年時代の挫折、正義に目覚め保安官となり、有名な「OK牧場の決闘」から始まるクラントン一家との抗争に決着をつけるまでを描く。

ロバート・ミッチャム、マリリン・モンロー共演、壮大なロッキーの山々を背景に、「帰らざる河」と呼ばれる激流をいかだで下る男女の苦難を描いた名作西部劇。 ゴールド・ラッシュにわくアメリカ北西部。開拓者マットは、離ればなれになった息子マークの行方を尋ねてやって来た。マークの面倒を見てくれた酒場の女性歌手ケイから息子を引き取り、農場に落ち着いたマットだが、思わぬ困難に直面する…。 劇中でモンローが歌う主題歌「帰らざる河」も大ヒットとなった。

開拓時代の西部を舞台に、誘拐された中国のプリンセスを救うため、J・チェン演じる近衛兵とO・ウィルソン演じるガンマンのコンビが活躍するアクション・アドベンチャー。 1881年、中国・紫禁城からペペ姫が誘拐された。犯人は身代金として金貨10万枚、人質との交換場所をアメリカ・ネヴァダ州カーソン・シティと要求してきた。だが身代金を運ぶためアメリカへ渡った一行は、列車強盗に遭遇。カバン持ちチョン・ウェンは仲間とはぐれるが、荒野の果てで出会ったのは仲間から見放され砂漠に埋められていた列車強盗団のボス、ロイ・オバノンだった。やがて意気投合した二人は、協力してペペ姫を救出しようとする。

アントニオ・バンデラス主演のアクション・アドヴェンチャー『マスク・オブ・ゾロ』の続編。人々の平和と自由のために再びゾロのマスクを付けたアレハンドロは、アメリカ滅亡を企む秘密結社の存在を知り立ち上がる。