1960年代末期、クレイモア精神診療所に送られたスザンナ。そこには虚言癖のジョージーナや、他人がいると食事のできないデイジーがいた……。アンジェリーナ・ジョリーのファンは必見の映画だ。
1928年のロサンゼルス。留守番をしていたはずの息子の失踪から5ヵ月後、警察からの“息子発見”の連絡に喜ぶ母・クリスティンだったが……。実話を基に描く、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・ミステリー。
原作者C・ブラウンの実話を映画化した作品。生まれながらの重度の脳性小児麻痺により、左足が少し動かせるだけで、後は植物人間同様の生活を余儀なくされている不遇の主人公が、その絶え間ざる努力の末、やがて言語能力を取り戻し、わずかに動く左足を使い絵を描けるようになるまで成長していく姿を描く。
1958年、28歳のロビン・カヴェンディッシュは、出張先のナイロビでポリオに感染し、首から下が全身マヒとなり、人工呼吸器なしでは息もできくなってしまう。それは、美しい妻ダイアナと結婚してまだ間もないときだった。医師からは余命数ヵ月と宣告され、絶望に打ちひしがれるロビンは、生まれてきた息子ジョナサンを見ることさえ拒んでしまった。それでもダイアナは献身的に夫を支え、彼の望みを叶えるべく、医師の強い反対にもかかわらずロビンを自宅で看病しようと決意する。それはあまりにも危険で無謀なことに思われたが、その決断がやがてロビンの運命を大きく変えていく。
1967年の夏、アメリカ・ミシガン州デトロイトで大規模な暴動が発生し、街が騒乱状態となる。2日目の夜、州兵集結地の付近で銃声が鳴り響いたという通報が入る。デトロイト警察、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵、地元警備隊は、捜査のためにアルジェ・モーテルの別館に入る。数人の警官が、モーテルの宿泊客相手に捜査手順を無視した尋問を開始。自白を強要された宿泊客たちは……。
1966年、ベトナム。アメリカ兵エリクソンの所属する小隊は敵地の偵察任務に就く。そんな中、上官のミザーブ軍曹を筆頭とする4人の兵士が現地の娘を誘拐し、レイプしたあげく射殺するという暴挙に走る。彼女を救うことができなかったエリクソンはその件を軍上層部に報告するが、それが原因でミザーブらから命を狙われることになる。
1929年10月、アメリカは株の大暴落で大恐慌時代に陥った。それまで自動車ディーラーとして成功を収めていたハワードは、最愛の息子を交通事故で亡くし、妻にも去られてしまった。そんな彼は1933年、運命的に出会った女性マーセラと結婚。そして、乗馬の愛好家である彼女に影響を受け、競馬の世界に傾倒していく。やがて、彼はカウボーイのスミスを調教師として雇う。スミスは“シービスケット”と呼ばれる小柄で気性の荒いサラブレッドの潜在能力に目を付け、その騎手として気の強い男ジョニー・ポラードを起用するのだった。
雪深い小さな町。ある日の朝、平和な日常が一瞬で崩れ去った。子どもたちを乗せたスクールバスがスリップをおこし、凍った湖に転落。多くの⼦供の命が奪われた。町にやって来たベテランの弁護士スティーブンスは集団訴訟を起こすべく、子供を失った親たちを説得して訪ねてまわる。やがてスティーブンスは事故の唯⼀の⽣存者の美しい少⼥ニコールに訴訟に勝つために証⾔するように説得する。しかし、彼⼥が口にしたのは意外な「真実」だった・・・。
エルパソ出身のゲイのアマチュアレスラー、サウル・アルメンダリスは、「ルチャ・リブレのリベラーチェ」であるカサンドロというキャラクターを生み出した後、国際的なスターダムにのし上がった。その過程で、彼はマッチョなプロレス界だけでなく、自分自身の人生もひっくり返すことになる。
テキサスで窃盗犯により服役中だった男が脱獄。パトカーをカー・ジャックし、何十台ものパトカーに追跡されながら里子に出された子供の元へ暴走する……。実話を元にしたスピルバーグの劇場用初監督作品。