独身者であれば身柄を確保され、とあるホテルへと送られる世界。そこでパートナーを45日以内に見つけなければ、自身が選んだ動物に姿を変えられて森に放たれてしまう。そのホテルにシングルになったデヴィッド(コリン・ファレル)が送られ、パートナー探しを強いられることに。期限となる45日目が迫る中、彼はホテルに充満する狂気に耐え切れず独身者たちが潜んでいる森へと逃げ込む。そこで心を奪われる相手に出会って恋に落ちるが、それは独身者たちが暮らす森ではタブーだった。

メルボルンのネオナチ若者ギャング集団のリーダー、ハンドーは、仲間のデイヴィーたちとともに夜な夜なヴェトナム系移民をリンチして憂さ晴らしする毎日。アジア人だけでなく富裕層や権力者などに対しても憎しみの感情だけを持ち、ドラッグ、窃盗、暴力漬けの人生もすべて彼らのせいであると信じ込んでいる。やはりドラッグ漬けの少女ゲイブ も仲間に引き入れるが、ハンドーのガールフレンドとなったゲイブにデイヴィーはほのかな恋心を抱く。そんなある日、ハンドーたちに仲間をリンチされたヴェトナム系集団が、ハンドーたちをはるかに上回る多勢で反撃し…。

建設会社で自身の夢である美術館建設に張り切る赤木直子、いつも強気なアパレルショップ店員・青田美佳、いくつもアルバイトを掛け持ちしている黄川田ゆり、日夜稽古に励む劇団員・緑川かのこ、誰もが羨む超お金持ちお嬢様・紺野すみれ。そんな5人の女子たちは、世界征服を企む邪悪な怪人を倒すため“名字に色が入っている”という理由だけで司令官チャールズのもとに集められ、女子5人のヒーロー戦隊“女子―ズ”に任命される。

1930年代、大不況のアメリカ。長距離トラックの運転手ジミー・ホッファは、低賃金で過度の労働を強いられる長距離トラック運転手たちの組合“チームスター”を組織した。彼は経営者側との対立や抗争に備えマフィアに接近し力を借りるようになる。やがて第二次大戦が終わるとアメリカ経済は繁栄期を迎え、ホッファはますます組合の中での地位を固め、更に彼はマフィアへ資金援助をするなど関係を深めていく。

麻薬捜査官のニックと大物麻薬ディーラーのマックは高校からの親友。立場の違いを越えて変わらぬ友情で結ばれた彼らが、同じ女性を愛してしまう。二人の男と一人の女の葛藤は、果たして……。