「死は誰も経験したことがない」 映像提供者の地元には1本の不思議な木がある。その木ではなぜか首つり自殺が異常に多く、皆その木を選ぶようにして死んでいくのだという…。 「通行者」 とある企業の保養施設で休暇を楽しむ家族の傍らに不可解な何者かが現れた。そこにはかつて結核の療養所がたっていたというのだが…。 「場を乱す者」 スピリチュアル・ブームの最中、ヒーリング・セミナーの様子を記録したドキュメンタリー映像。予想だにしなかった惨劇が会場を襲う! 「老少女」 友人の結婚式の会場で撮影されたという映像に奇妙な人物がうつっていた。その場違いに見える人物は顔と体のバランスが異様であるというのだが…。 「呪縛地帯」 心霊スポットの廃墟を訪ねた若者たち。そこではあることをすると霊が姿を現わすと言われており、やってみた。それが悲劇の始まりだった!

ロサンゼルスのとある廃墟と化した教会。その扉を開けた一人の老司教はそこに不気味な緑の液体を発見。悪魔の復活を予感した彼は超常現象の研究を進める教授ほか数名の研究員と共に教会に乗り込み調査を開始する……。「ハロウィン」「遊星からの物体X」などで知られるSFホラー作家の鬼才ジョン・カーペンターが、マーティン・クォータマス名義で脚本も手掛けたオカルト・ホラー。

イタリアの鬼才ルッジェロ・デオダートが、食人族の恐怖をファウンドフッテージ・モキュメンタリー形式で描いたホラー映画。その情け容赦ない残酷描写から世界各国で上映禁止やフィルム没収、ビデオ発売中止騒動など物議を醸した一方、カルト的作品として語り継がれている一作。 ドキュメンタリー撮影のため南米アマゾン奥地の「グリーン・インフェルノ」と呼ばれる秘境を探索していたアメリカ人男女4人組が消息を絶った。現地へ向かった救助隊は未開のジャングル奥地で食人族の村にたどりつき、白骨化した遺体を発見。持ち帰った撮影済みフィルムを確認すると、そこには想像を絶する地獄絵図が記録されていた。

「合い鍵」 映像提供者の同僚は結婚を控え、中古のマンションを買った。その新居に遊びに行くと思いがけぬ人物が待ち構えており、同僚の不幸が始まったという…。 「顔面陥没」 神社で開催されているお祭りに出かけたという映像提供者。裏手で遊ぶ少女たちを撮影していると、この世の者とは思えない存在の姿がうつり込んだ…。 「同棲の相手 前編」 妹が霊にとりつかれたと言って霊能者の男性と同棲し始めた。姉は心配して別れさせようと妹のアパートに向かうが、思いがけぬ事態に巻き込まれてしまう! 「栄光の手」 謎の新興宗教団体の教団員たちが撮影したと言われている恐るべき映像。彼らは風俗嬢を呼び出し、「栄光の手」なる魔道具を作ろうとするのだが…。 「同棲の相手 後編」 数々の怪奇現象に襲われる映像提供者の姉妹と彼女たちを守ろうとする霊能者の男性。その先には不幸な結末が待っていた。そして驚愕の事実が明らかに…。