巨匠ルキノ・ビスコンティの「山猫」と並ぶ代表作で、ノーベル賞作家トーマス・マンの同名小説を原作に、作曲家グスタフの美少年への心酔と老いの苦しみを描いた。「地獄に堕ちた勇者ども」に続いて撮られた、ドイツ3部作の2作目にあたる。療養のためベネチアにやってきたドイツの老作曲家アシェンバッハは、ホテルで少年タジオを見かける。一目で少年の美しさの虜になり、彼の姿を見つけるだけで喜びを感じ始める。全編に流れるのは、アッシェンバッハのモデルになったマーラーの「交響曲第3、5番」。2011年には製作40周年を記念し、ニュープリント版でリバイバル上映された。

パリで父と暮らす少年ダニエルは、ある日、アメリカ人少女ローレンと出会い、たちまち恋に落ちる。ところが、ローレンは家族とともに帰国することに。そんな時、ある老人の言葉をきっかけに、彼らはベネチアの「ためいき橋」へ向かう。永遠に結ばれるために。

子供の頃の占いで“運命の人”の存在を告げられ、今でも密かに信じているロマンチストなフェイス。婚約者にかかってきた電話を偶然取ってビックリ!その男性はなんと運命の人と同じ名前だった。フェイスは彼の後を追ってイタリアへ飛ぶが…。 運命の愛を信じる全ての人に捧げるファンタスティック・ラブ・ストーリー。

ラジオで交通情報のリポーターをするトムは、ある日サラと運命的な出会いをしてしまう。彼女は大富豪のお嬢様で、とても身分的に釣り合わない2人だったが、燃え上がった恋の炎はもう誰にも止められない。そして付き合い始めて9ヵ月、トムとサラは両親の大反対を押し切り、ついに結婚することに。こうしてアツアツのまま旅立った新婚旅行。ところが2人は飛行機の中で早くもハプニングに見舞われる。フランスのホテルに到着してからもトラブルは続き、おまけに反対する家族から送られた最強の刺客(?)サラの元カレ、ピーターが彼らに近づいていた。