画家であり、小説家でもあるP・リドリーの初監督作品。1950年代、アイダホ。小麦畑の広がる田舎に育った8歳のセスは、ある日友達のイーブンとキムと共に一人暮らしの謎めいたイギリス人女性ドルフィンにいたずらをし、母に叱られて謝りに行かされた。鯨の骨や古いモリが飾られた異様な雰囲気の家の中で、自殺した夫の髪の毛や歯をドルフィンに見せられたセスは、たまたま父が読んでいた本からの連想で彼女を吸血鬼と思い込む。その翌日、イーブンの死体がセスの家の井戸の中から発見された……。

1978年、ハロウィン前夜に殺人鬼マイケル・マイヤーズが精神病棟を脱走。10月31日、ハロウィンの夜に街で多くの人が襲われ、犠牲になるという戦慄の事件が起きた。この殺人鬼は動機や感情が不明のため、“ブギーマン”と名付けられて人々から恐れられる。事件で生き延びた唯一の生存者ローリー・ストロードは、精神病棟に収監されたマイケルが再び現れることを想定して訓練を続けていた。そして、40年経ったハロウィンの日に、その悪夢は現実のものとなる。

1990年、ジョージタウンで黒人の少年と2人の神父が殺されるという連続猟奇殺人事件が発生する。犠牲者の首を切りキリスト像とすげ替えるという犯行の手口は15年前に犯人が処刑された“乙女座殺人事件”と同じだった。捜査に当たったキンダーマン警部は、殺された神父達はどちらも15年前に起こった“エクソシズム(悪魔払い)”事件に関係があったという共通点を発見する。

若い劇団の俳優たちは、座長のアランに誘われるまま墓場だらけの島にやってきた。 呪術の本を持ち込んだアランは、書かれている死体蘇生儀式を試すが、なんの反応もなし。 痺れを切らして遺体に冒涜の限りを尽くし始めた。 しかし、儀式は既に完成していたのだ! 次々と死体は蘇り、ゾンビと化した集団が彼らを襲い始める!

ハロウィンが近づくころから、ナーバスになっていたローリー(スカウト・テイラー=コンプトン)。そんなときにルーミス医師(マルコム・マクダウェル)の本が発売され、自分が殺人鬼マイケル・マイヤーズ(タイラー・メイン)の妹だと知ってしまう。やけになったローリーは家を飛び出すが、マイケルが再び現れ……。