2人の白人青年に暴行を受けた黒人 少女の父親カールは自ら犯人を射殺する。陪審員全員が白人という圧倒的にカールに不利な状況の中、彼を助けるべく若き弁護士が立ち上がる。J.グリシャム原作の映画化。
ニッキー(ローラ・ダーン)とデヴォン(ジャスティン・セロー)は、映画監督のキングスリー(ジェレミー・アイアンズ)が手掛ける映画に出演することになる。その作品は、ある秘密を抱えており、主演女優のニッキーは役にのめりこむにつれ、次第に役柄と私生活を混同し始めるようになる。
雑誌編集者ロビンと彼女の婚約者フランクは7泊6日の太平洋へバカンスに出かけることとなったが、搭乗したチャーター機は今にも壊れそうな年代物であった。やがて機は無事にマカテア島へ着いたものの、ロビンに急な仕事が入り、彼女はパイロットのクインと共にタヒチまで戻ることとなった。その途中でチャーター機に故障が発生し、無人島へ不時着してしまう。性格の相性が最悪のロビンとクインは互いに喧嘩ばかり。島にあった旧日本軍機の残骸のフロートを利用してチャーター機の補修をするうち、次第に惹かれあっていく。
子育てに異常な執念を燃やす心理学者カーターは、友人カレンの娘を誘拐しようとし、そこに現われた双子の兄弟ケインの悪知恵にも助けられ、娘をあるモーテルに連れていくことに成功する。その後、カーターは妻ジェニーが元恋人と浮気をしていることを知るが、そこにもケインが出現する。警察はカーターを怪しいとにらみだし、その尻尾をつかもうとするが……。やがて、ある人物は、カーターの過去など意外な事実の数々を語りだす。
1944年、連合軍が攻勢、自信をなくし鬱状態のヒトラー。かつてのカリスマ性を取り戻すべく、かつての名優、今は収容所にいるユダヤ人が演説指導を命じられる。