<15歳の夏、僕は彼に出会った―>陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会う。ある日、練習の後、友達と泳ぎに出かけ二人きりになったマークとシーヘルはお互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。ガールフレンドのイェシカと会っていても、シーヘルの頭の中にはマークが浮かんでばかり。その気持ちは友情なのか愛情なのか自分でもよくわからない。
'72年、ペンシルヴェニア州マディソン。ベーダは、葬儀屋を営むやもめ暮しのハリーと少し老人性痴呆症気味の祖母と暮らす11才の女の子。遺体に死に化粧を施すために美容師のシェリーが雇われ、ハリーとシェリーは次第に接近して行く。近所に住む幼なじみのトーマスと父の恋の邪魔をするベーダだったが効果は全く無し。やがて、ベーダとトーマスの間にも恋心が芽生えるのだが……。
自分に課した3つのルールを厳格に守りつつ犯罪すれすれの運び屋家業を続けるフランク。ある日いつものように運び屋の依頼が舞い込む。指定された時刻に指定重量のバッグを運ぶ。簡単ないつもの仕事のはずだったが、車のパンクを修理する途中バッグが動きだし中から声がするのを見つけ不審感がぬぐえなくなったフランクはついに自分に課したルール「荷の中身は見ない」を破り バッグを開けてしまうと中からはアジア人の美女があわられるのだった。
野獣に襲われたとおぼしきいくつもの死体。宮廷より派遣されたフロンサックは、野獣の正体解明と事件解決に向けて捜査を始める。予想外の展開にド肝を抜かれるアクション・エンタテインメント作。
ニューヨーク市警殺人課の刑事ニック・コンクリン(ダグラス)は妻と離婚し、その子供の養育費を稼ぐのに日々苦労していた。そして、彼はある事件の麻薬密売品の押収品(金)を横領した嫌疑をかけられ、内務捜査官たちから査問を受けていた。そんなある昼下がり、ニックと、同僚のチャーリー・ビンセント(ガルシア)は、レストランに居た日本のヤクザの幹部と子分を、もう一人のヤクザが刺殺する現場に出くわす。追跡の末に男を逮捕するものの、日本国内での犯罪で指名手配されていたため、その男-佐藤(松田)を日本に護送することになった。
捜査官を目指すコンピューターの専門家エリック・オニールは、FBIで25年のキャリアを持つ上級捜査官ロバート・ハンセンの事務を担当し、ハンセンの行動をすべて書き留めるよう命じられる。オニールはハンセンの性癖の調査だと言われるが、ハンセンの本当の容疑は、長年にわたるソ連・ロシアのスパイ活動と、アメリカのために働く捜査官の死に責任があるというものだった。
少年トロイの両親、父親ジェフは白人至上主義者で、その妻クリスティは夫が過激な行動に走らないよう警戒する毎日。そんなトロイは、父親や同じく白人至上主義者であるその仲間たちから銃の扱い方を学ぶ。ジェフはある晩、妻子と出掛けたスーパーでひとりのアフリカ系男性とトラブルになり、仲間たちを呼んで男性を半殺しにしてしまう。だがやがてジェフはアフリカ系男性の仲間たちによって拉致され、恐ろしい事態を迎えてしまう。
クリスチャン・ベイル、リチャード・ギアら豪華キャスト共演によるボブ・ディランの伝記映画。詩人や映画スター、革命家など、6人の俳優がそれぞれに異なるイメージ像のディランを演じることで、実像に迫っていく。