昔々のフローリン国。美しい娘・キンポウゲと青年・ウェスリーは互いに愛し合っていたが、ウェスリーの訃報にキンポウゲは生きる希望を失い、腹黒いフンテバーティング王子の求婚を受け入れる。

アメリカ各地で強盗殺人を繰り広げたゲッコー兄弟は、警察の追及を振り切るべく、メキシコを目指して逃亡を続けている。牧師を辞めて放浪の旅をしていたフラーとその一家は、たまたま立ち寄ったモーテルでゲッコー兄弟に誘拐され、国境を突破するための隠れ蓑に利用される。メキシコに到着した一行は、兄弟が現地の組織の使者と落ち合う予定のナイトクラブ「ティッティー・ツイスター」で一夜を過ごすことになるが、そこは吸血鬼の巣窟と化していた。かくして、夕暮れから夜明けまでの戦いが始まる。

アダムス家の当主ゴメスと妻のモーティシアとの間に3人目となる男の赤ちゃんが誕生。ピューバートと名付けられ、その乳母としてデビーという女性が雇われる。子供の面倒をよく見るデビーをゴメスとモーティシアは信頼するが、長女ウェンズデーだけは彼女の正体を知っていた。実はデビーは金持ちの独身男と結婚して財産をせしめては殺す連続殺人鬼。ゴメスの兄フェスターに近付くため、乳母としてアダムス家にやってきたのだった。

結婚の機会をことごとく逃していた32歳の英国人男性チャールズは、彼と同様に結婚とは縁のない仲間たちとその寂しさを分かち合っていたが、そんな彼に大きな変化をもたらしたのは、花婿の付添い人で参加した結婚式での米国人女性キャリーとの偶然の出会いだった。真摯なアプローチが功を奏してベッドを共にしながらも、その場をアッサリと分かれてしまった事に未練を残していたチャールズは、その数ヵ月後の結婚式で再会したキャリーの姿に心を弾ませるのだがーー

定年退職、妻の死、娘の結婚。すべてを失いかけたとき、人生最高の贈り物が届く……。名優ジャック・ニコルソンと新鋭アレクサンダー・ペインが、すべての人々におくる深い感動のストーリー。

北アイルランドの刑務所から、爆弾製作の天才テロリスト、ギャリティが脱獄した。そしてアメリカに渡ったギャリティは、ボストン警察の爆弾処理隊員ダヴに注目し、彼に挑戦するかのように爆弾を仕掛けた…。15台のカメラで捉えたクライマックスの船者場での場面をはじめ、全編にフィーチャーされた大爆破シーンの連続が見もの。