世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ(デンゼル・ワシントン)。本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギー(ゲイリー・オールドマン)が現れ……。

トラック運転手の男が突然何者かの襲撃に遭う。意識を失った彼が次に目を覚ました場所は、地中に埋められた棺型の狭い箱の中だった。刻一刻と酸素がなくなっていくという極限状況の中、男は必死に脱出を図る。

大金持ちの親を持つ青年カイルは、飲酒運転で事故を起こし、助手席の女性を置き去りにして逃げるという大失態を演じてしまう。結果、彼は激怒した親から、孤島の更生キャンプに参加させられることに。島には、同様に裕福だが素行不良の若者たちが集められていた。だがキャンプ開始から程なく、島に現われた誘拐犯一味によって指導員が殺され、若者たちは拘束されてしまう。偶然、外にいたカイルだけが難を逃れる。