八百長疑惑でNFLを追われた元トップ・プレイヤーのポール・クルー。すっかり落ちぶれてしまった彼は、ある日飲酒運転で警官とカーチェイスをして懲役3年の刑に。送られた刑務所で彼を待ち受けていたのは所長のヘイズン。彼は、看守のアメフトチームを強くしようと、ポールに当て馬となる囚人チームの結成を強要する。渋々引き受けたポールのもとに、看守たちに恨みを抱くコーチのネイト・スカボローはじめ個性的な面々が集まってきた。そして、試合に向けみるみる強くなる囚人チームに対し、危機感を抱いた看守たちの激しい嫌がらせが始まる…。

フットボール・チームのワシントン・センティネルズの主力選手たちは、シーズン終盤で年俸アップのストに突入。残り4試合を代理選手“リプレイスメント”で乗り切らねばならなくなり……。キアヌ・リーヴス主演による青春スポーツ・ドラマ。

拳にはバンテージのみを巻き、通常格闘技の禁じ手がほとんど許される「地球上で最も危険な格闘技」と言われるミャンマーの伝統格闘技・ラウェイ。その一方で、最後まで立っていれば“二人の勇者”として讃えられる神聖な「最も美しい格闘技」でもある。そんなラウェイに挑戦する日本人たちを通して、「人はなぜ戦うのか?」と言う答えの無い問いに挑んだのは「熊笹の遺言」(2004)の今田哲史監督。軍事政権から解放され民主化が始まったばかりの2016年から、ラウェイに挑戦する選手や大会関係者を追う。