1919年。廃墟と化したパリのオペラ座で、かつての栄華をしのばせる品々がオークションにかけられる。時はさかのぼり1870年代。全盛期のオペラ座は大勢の客でにぎわう一方、仮面の怪人“ファントム”の出没で、人々が不安に陥っていた。そんな中、若きコーラスガールのクリスティーヌは、ファントムを自分の“音楽の天使”と信じて敬う。やがて彼女はファントムのおかげでチャンスをつかみ、一躍スターとなる。
アラビア石油会社輸送機が、砂嵐に遭遇してサハラ砂漠に不時着した。飛行機は大破、一切の通信手段は絶たれ、救出される見込みもなく、乗組員たちが生き残れる可能性はゼロに近かった。そんな時、若い航空技師ハインリッヒが、双発双胴の輸送機に残されたエンジンを改造して飛ばすことを提案する。
1950年代のボルティモア。不良グループ"ドレイプス"のリーダー、クライ・ベイビーはお嬢様のアリスンに一目ぼれ。アリスンもワイルドなクライ・ベイビーに魅力を感じ、2人は恋に落ちる。しかしアリスンが所属するお金持ちグループのメンバーがこれを面白く思うはずもなく、クライ・ベイビーたちのパーティーに殴り込みをかける。そしてこの騒ぎでクライ・ベイビーは警察に捕えられ、感化院行きとなってしまう…。
17世紀のフランス。若き冒険家ダルタニアンは、国王に仕える近衛銃士隊に入ろうとパリに向かうが、既に銃士隊は解散させられていた。国王ルイ13世とアン王妃が住む城で銃士隊を解散させたのは、国王の失脚をたくらむリシュリュー枢機卿で、残った銃士隊のメンバーは、アトス、アラミス、ポルトスという3人だけだ。アトスたちと出会ったダルタニアンは彼らと手を組み、枢機卿の野望をくだこうと誓い合い行動を起こす。
世界中の女性たちから支持された大ヒットラブ・コメディの続編。レネー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラントの主要キャストはそのままに、恋を実らせたブリジットのドタバタ劇をユーモラスに描く。
堅苦しいドキュメンタリー映画監督とその妻は、自由奔放な若いカップルと仲良くなったことで、自分たちの生活が少しずつ変化していく。
イギリスに住む発明家のフィリアス・フォッグは、過激な実験に執事を無理矢理協力させることもしばしば。そんな彼に愛想を尽かし、執事はとうとう出て行ってしまってフォッグが困り果てていたところ、屋敷の庭に一人の男が落ちてきた。彼の名はラウ・シン。中国にある故郷の村から秘宝を盗み出した盗賊を追ってイギリスにやってきた彼は、盗賊から秘宝を奪い返し、町中を逃げ回っていたのだった。ラウはとっさに「パスパルトゥー」という偽名を名乗り、フォッグの家の執事兼実験台として雇われることになった。
仕事にも女にも凄腕のカー・セールスマン、ジョーイ。だがある日、女房の浮気に怒った青年が機関銃を持って店に押し入り社員と客を人質に。ジョーイは犯人と警察の間に入って四苦八苦する……。