温厚誠実な銀行員サム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は、陶芸家として成功しつつある最愛の恋人モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)と幸せな時間を過ごし、同僚の友人カール・ブルーナー(トニー・ゴールドウィン)とも良好な関係を維持しながら順調に仕事をこなし、平穏な日々を送っていた。 ある日、サムは勤め先の銀行で、コンピュータ内の口座データに異変があるのを発見した。カールが手伝おうとしたが、サムは断り残業して調べる…。 後日、サムとモリーが「マクベス」を観劇しての帰り道、モリーがサムに自分の心を打ち明けた。「貴方と結婚したい」。今まで、彼女が避けていた問題だったのでサムは驚く。悩むサムに、モリーはなぜ「愛してる」と言葉にしてくれないのかと問い詰める。「愛してる……」とモリーが言うと、サムは必ず「Ditto(同じく)」と答えていた。 しかしそのとき、暗がりから一人の暴漢がサムを襲った。そしてサムと暴漢は揉み合いになり、暴漢が持っていた拳銃が発砲された。そして暴漢は逃げ、それを追いかけるも取り逃がしたサムが諦めて戻ると、モリーが血だらけの自分を抱いていた。サムは死んでゴーストになってしまったのだ。
一流の不動産会社で新たな役職を得て、やりがいのあるプロジェクトを一任された若きキャリアウーマン。魅力的な恋人もでき、すべてを手に入れたかのように思えた。しかし、上司の妻に恋をしてしまったことで、彼女の人生は一変する。渦巻く悪意にはまり込む中、知られざる秘密や自身の過去にまつわる暗い動機が明らかになり、彼女は自分を守るために戦うことになる。
常連たちで賑わうマドリードのバルに突如銃声が鳴り響く。バルを出た客が頭を撃ち抜かれたのだ。客たちは外に逃げることもできず、パニックに陥っていくが...。