かつてCIA工作員として政府の影の仕事を行っていたブライアンだが、退職し今はアメリカで危険の無い仕事をしながら離婚した妻との間にできた愛娘キムに会ったりして日々を平和に過ごしていた。 ある日キムは友人と二人だけでパリ旅行をしたいとブライアンにせがむ。子供達だけで危険な海外旅行に行く事は当然許しがたい事であったが、悲しむキムについつい旅行を許してしまう。 パリについたキムたちは、空港で外国旅行者を狙う犯罪グループに目をつけらていたのだった。宿泊先で父と電話中だったキムは友人が大胆にも室内で誘拐される様を目撃してしまう。 父の咄嗟の指示により犯行一味の手がかりを話ながらキムも無情に連れ去られてしまう。取り残された携帯電話に犯人が出た気配に気付き、ブライアンは呼びかける。 「私には長年にわたって培った特殊なスキルがある。娘を返せ。さもなければお前を探し出し、殺す」 犯人は電話を切るがそこから得られた本当に僅かな手がかりを辿ってブライアンの娘を取り戻す孤独な強行作戦が始まる。

20世紀のはじめ、ニューヨーク・パリ間の自動車大レースが開催され、命知らずの色男・レスリーと悪漢フェイト教授が抜きつ抜かれつの展開に。行き先々で大騒動となるが、果たしてゴールするのは…。B・エドワーズ監督のサイレント映画の手法やギャグを駆使した演出、とりわけ当時最大の規模といわれた“パイ投げ”の場面は圧巻。アニメ「チキチキマシン猛レース」の元ネタともされる、スラップスティック・コメディーの超大作。

パリのホテルの一室を舞台に、そこに宿泊している青年と、彼の許を訪れた恋人とのミステリアスな関係を見つめる。

1980年、ハワイ沖を航行する原子力攻撃空母ニミッツは突如、奇妙な竜巻の襲来を受けたために真珠湾へ引き返そうとするが、そのまま呑み込まれてしまう。嵐は収まったものの、随伴していた駆逐艦が行方不明で無線にどこからも応答がないなどの異常な事態を認識した艦長は、両舷に緊急警戒態勢を発令すると共に、真珠湾への偵察機を発進させる。ニミッツに近づく飛行機をレーダーによって発見し、調査のためにF-14トムキャットを発進させるが、その飛行機はなんと零戦であった。

トム・ハンクス製作・主演による実話に基づく社会派エンターテインメント。テキサス出身の下院議員チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンの惨状を知り、小国を護るためのプランを打ち立てるが……。