韓国で実際に起きた未解決殺人事件をリアルな演出で映画化。86年、ソウル近郊の農村で、同じ手口による若い女性の惨殺事件が連続して発生。地元の刑事パク・トゥマンとソウル市警から派遣された刑事ソ・テユンは対立しながらも捜査を続け、有力な容疑者を捕らえるのだが。監督ポン・ジョノは99年に「ほえる犬は噛まない」でデビュー、2作目の本作で韓国のアカデミー賞・大鐘賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・照明賞を受賞。

死刑廃止論者である元大学教授のデビッド・ゲイルが、元同僚の女性コンスタンスをレイプ・殺害した容疑で死刑宣告を受ける。彼は自らの手記を綴るため、女性新聞記者ビッツィーを呼び寄せる。ゲイルの話を聞くうちに、ビッツィーは彼は冤罪ではないかと考え始めた。

画学生アンジェリクは医師ロイックを愛し、幸せな日々を送っていた。しかし妻がいるロイックにデートをすっぽかされたアンジェリクは意気消沈。やがてロイックが殺人容疑で逮捕され、意外な真実が明らかに!

アメリカ、オハイオ州郊外。父親の面倒を見ながら小さな人形工場で働く中年女性のマーサは、母親と同居する同僚の青年カイルと互いの孤独感を埋めるかのごとく、惰性的な友達関係を続けていた。そこへある日、若いシングルマザーのローズが新たな従業員として雇われることに。カイルとローズが次第に親密になり、疎外感と嫉妬を覚えるマーサ。そんなある日、彼らの周囲で殺人事件が発生し、ある人物が逮捕されるのだが…。