韓国で脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の携帯電話には、日々何件もの連絡が入る。これまでに1000人以上の脱北者を手助けしてきた彼が直面する緊急のミッションは、北朝鮮から中国へ渡り、山間部で路頭に迷うロ一家の脱北だ。幼い子ども2人と80代の老婆を含めた5人もの人たちを一度に脱北させることはとてつもない危険と困難を伴う。キム牧師の指揮の下、各地に身を潜める50人ものブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す決死の脱出作戦が行われる――。

東宝が「地球防衛軍」の姉妹編として製作した大作SF映画。近未来、宇宙ステーションJSS3が謎の円盤群に破壊され、地球上では鉄橋や汽船が空中へ舞い上がる原因不明の怪事件が起きる。国際宇宙科学センターは対策に奔走するが、メンバーには宇宙人スパイが紛れ込んでいた。地球侵略を企てる宇宙人ナタール人は、月に基地をつくっていたのだった。スピップ1号、2号による月調査と、月面での攻防戦を何とか生き延びた宇宙科学センターのメンバーたちだが、ナタールの地球全面攻撃の日は刻一刻と近づきつつあった。それに対抗すべく人類は宇宙戦闘機と地対空熱戦砲を量産し迎撃態勢を整えていく。そしてついにナタールの円盤群が地球に襲来。ここに地球人類対ナタールの決戦の火ぶたが切っておとされた。

宇宙人研究施設があるという都市伝説を信じる若者3人は、情報提供者とともにカメラを持って軍事基地“エリア51”への潜入を決行した。自分たちの想像は正しかったと証明できる映像が手に入る一方、目指すエリアに近づくにつれて不穏な空気が立ち込める。