オーストラリア、グレートバリアリーフ。広大な海の中でカクレクマノミの400個の卵が孵化しようとしていた。しかし、無事に生まれたのは母親の命と引き換えに助かったたった1つだけ。父マーリンは、この子を“ニモ”と名付け、同じ悲劇を繰り返さないと誓い過保護なまでに大事に育てていく。そして6歳になったニモに、初めて学校へ行く日がやって来る。しかし、突然の悲劇がニモを襲う。彼は、人間のダイバーにさらわれてしまったのだ。打ちひしがれるマーリンだったが、陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りてニモを取り戻す旅へと出るのだった。
9世紀のアイルランド。スコットランドの島から高名な修道士エイダンが、「聖なる書」を携えてやって来る。エイダンは、少年の修道士であるブレンダンにインクの原料となる植物の実を採ってきてほしいと依頼。ブレンダンは、妖精の少女アシュリンの協力もあり、危険な森で何とか実を採取する。するとエイダンは、ブレンダンに本の続きを書くように頼み……。
原潜USSモンタナは深海で何かに当たって座礁し、連絡が途絶える。海軍大尉コフィは捜索のため、海底油田基地ディープコアに、同基地の設計者であるリンジーとともに乗り込む。基地ではリンジーの夫バッドも働いていたが、夫妻の仲は冷え切っていた。見つかった原潜に生存者はいないが、リンジーはそこで奇妙な生命体を目撃。やがて嵐のせいで海上の基地とディープコアを結ぶケーブルが切れ、同基地の面々の生命に危機が迫る。
1860年代、世界各地の海で、謎の怪物による船舶の沈没事故が相次いで発生。海洋学者のアロナックス教授らはアメリカ政府から派遣され、船で調査に乗り出す。ある夜、彼らの乗った船は謎の物体と衝突。それは、権力と戦争を憎む天才科学者ネモ船長率いる万能潜水艦ノーチラス号だった。教授たちは船長に招かれ、海底へと旅に出る。
海洋サルベージの専門家ロビンソンは、ある日突然、11年間も勤め続けた会社からクビを言い渡され途方にくれる。30年近くも仕事一筋で家族を犠牲にしてきたロビンソンにとって陸上ので仕事は想定外。妻クリシーと12歳の息子のマーティンも彼のもとを離れてしまった。そんな矢先、彼はかつての仕事仲間カーストンから耳寄りな情報を得る。第二次大戦時に莫大な金塊を積んだドイツ軍のUボートが黒海のグルジア沖の深海に沈没したままになっているというのだ。
「JAWS/ジョーズ」に次ぐP・ベンチリー原作の映画化。バミューダでダイビングを楽しんでたデビッドとゲイル。難破船をを見つけた2人は、そこから小さなガラスの瓶とスペイン金貨を発見する。2人は興味本位に宝探しを始めるが、やがてそれは2人を恐怖の体験へと引きずり込む。
ソマリア沖。海底パイプラインの故障で、エンゲルら4人のダイバーが修理に向かうことになった。母船から水深約200メートルに作業ポッドが降ろされ、ダイバーたちは仕事に取りかかる。だがその矢先、突然の嵐でなんと母船が沈没してしまった。深海で孤立した上に、ポッドの酸素漏れでダイバーたちは深刻な危機に直面する。おまけに紛争地が近いこの海域にはろくに船も通らず、SOS信号が拾われる可能性も低い。
ギリシャのサントリーニ島で地震が発生し、地中海海底から“月の神殿”が姿をあらわした。ララは仲間とともに遺跡に直行し、アレクサンダー大王像胸部にはめ込まれたメダリオンと鉄の檻に入れられた黄金の珠を発見する。だが、その二つを取り出そうとしたとき、彼女は謎の部隊に襲われ、二つとも奪われた挙句、仲間を殺された。
「大空港」から始まった「エアポート」シリーズ第3弾。ハイジャックされたジャンボ機が“魔のバミューダ三角海域”に不時着。次第に沈んでいく機体からの決死の救出劇を描くパニック映画。