天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキングはケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーンと出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

司祭としてボルナージュ地方を訪れるも、破門され画商の弟・テオのもとに身を寄せることになったゴッホ。彼は絵を描き始め、才気あふれる画家たちと出会い切磋琢磨するが、アルルに移りゴーギャンとの共同生活が始まると、次第に精神のバランスを崩していく。

活気溢れる江戸の街。両国橋の夏の昼日向をまっすぐ歩いてくる意志の強そうな女、お栄(声:杏)は23歳の浮世絵師。移りゆく四季と共に、父であり師匠の葛飾北斎(声:松重豊)や仲間たちと浮世絵を描いて暮らす日々。そして、今日もまた浮世の街を歩いてゆく……。