50億年前、巨大隕石が地球に衝突した結果、地球は23.5度傾き、それが世界各地に四季を生み出すことになった。カメラはまず北極で、地球温暖化の影響と苦闘するホッキョクグマの母子を捉える。彼らは海に氷が張った冬の間に狩りを終えなければならないが、温暖化で氷が解けるようになったせいで狩りは困難に。続いてカメラは南下し、熱帯雨林の動物たち、アフリカゾウ、ザトウクジラ、アムールヒョウらの生態を見つめていく。

1985年、英国の登山家2人、ジョーとサイモンは、標高が6600mもあり、前人未到の難所だったシウラ・グランデ峰の登頂に成功。だが下山途中にジョーが足を骨折してしまう。サイモンは、彼と自分の体をザイルでつないで下山を試みるが、再び予期せぬアクシデントが発生し、ジョーは氷の絶壁に宙吊りになってしまう。生と死の瀬戸際に立つサイモンは、覚悟を決め、2人をつなぐザイルをナイフで切断する決意をする。

恐れ知らずで楽しいことが大好きなネパールの登山家、ニルマル・"ニムス"・プルジャの目を通して、高地登山とネパールの深いつながりを探索する「ニルマル・プルジャ: 不可能を可能にした登山家」。世界に14座ある標高8000m以上の山すべての登頂を、世界最速記録の7年を破り、わずか7ヵ月で完全制覇する冒険を自ら「プロジェクト・ポッシブル」と名付けたニムス。熟練したシェルパたちとともに、エベレストやK2といった象徴的な山々を、極限の天候、生死を分ける決断、病に伏す郷里の母を思う心痛を乗り越え登ります。「ニルマル・プルジャ: 不可能を可能にした登山家」は、勇気、不屈の精神、そして人間の忍耐力の限界に挑む姿を描いた、スリリングでアクション満載の物語です。脚本・監督・プロデューサーを務めるのはトークィル・ジョーンズ。製作総指揮はジミー・チンとエリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ。Noah Media GroupとLittle Monster Filmsによる製作です。

旅行記のベストセラー作家ビル・ブライソン は、家族と共にセミリタイア生活を送っている。ありふれた日常が続き、「なんだか物足りない…」と感じていた彼は、家の近くを通る3,500kmの自然歩道「アパラチアン・トレイル」の踏破を決意。旅のパートナーを募る中、やってきたのは破天荒すぎる旧友スティーヴン・カッツ。期待と不安を胸に出発した二人に、大自然の脅威と体力の衰えという現実が立ちはだかる。波乱の冒険は、やがて、思いがけない“心の旅”へと進路を変えていく…。

3年前、ロッククライミング中に起きた事故で、ピーターは妹と自身を救うため父親の命綱を切ることを決断した。妹はそれを許すことができない。ピーターは苦悩から逃れるために山を拒否し、写真家となり、妹は父親の夢を追って登山家となる。そして世界第二位の高峰K2登頂に挑んでいたが事故に遭った妹は標高8,000mでクレバスに閉じ込められてしまう。妹を救うために世界で最も恐れられている山、K2へ向かうことを決意する。