1933年、大恐慌がピークに達した米国各地で、仲間たちと銀行強盗などの事件を次々と起こし続けるデリンジャー。銀行嫌いの国民から応援されつつも、FBIのフーバー長官は彼を“社会の敵(パブリック・エネミー)No.1”とし、敏腕捜査官パーヴィスをFBIシカゴ支局長に就任させ、デリンジャー逮捕をめざす。一方、デリンジャーは町で出会った女性ビリーに魅了され、彼の強引なまでの口説きっぷりに彼女もまた彼に惹かれていく。

三池崇史監督、哀川翔、竹内力主演で製作された驚愕のバイオレンスアクション映画。歌舞伎町で一般人をも巻き込む中国マフィアとヤクザの抗争が発生。そして現金輸送車が謎の組織に襲撃され、金を強奪されるという事件も発生する。二つの事件に何か共通するものを感じた刑事、城島は徹底的に捜査を始める。やがて捜査線上に一人の男が浮かび上がってきた。中国残留孤児3世の龍である。ある日、城島の部下、井上が龍のグループと銃撃戦の末、龍の弟を射殺して殉職。復讐心に燃える龍は自分らを追う城島の妻と娘を本人の目の前で自動車ごと爆破し、殺してしまう。家族を失った城島もまた、復讐に奔走する。彼は警察を辞め、龍たちの元へ自ら向かってゆくのだった。城島と龍の死闘はありとあらゆる全てを覆して、驚天動地の衝撃の結末を迎えることになる。

1930年代、大不況のアメリカ。長距離トラックの運転手ジミー・ホッファは、低賃金で過度の労働を強いられる長距離トラック運転手たちの組合“チームスター”を組織した。彼は経営者側との対立や抗争に備えマフィアに接近し力を借りるようになる。やがて第二次大戦が終わるとアメリカ経済は繁栄期を迎え、ホッファはますます組合の中での地位を固め、更に彼はマフィアへ資金援助をするなど関係を深めていく。

捜査を進めるうちにしだいに明らかになるショー・ビジネス界の裏側。ハリウッドを舞台に描かれたノンストップ・ポリス・アクション。ハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットの競演も見ものだ。