大学生2人が同級生を殺害し、衣装箱に詰め、その上に料理を並べ、さらに被害者の家族や恋人を招いてパーティを開く……という1時間半を、現実の時間と一致させて進行したアルフレッド・ヒッチコックの実験作。
「もっと人生を楽しめ」2人は、そんな決まり文句を実践した。リドリー・スコット監督によるロードムービーでは、2人の友人、専業主婦として退屈な日々を送るテルマ(ジーナ・デイヴィス)と、気の強いウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)が、日常から逃れるために、1966年型のサンダーバードに乗り、山へと週末の釣り旅行に出かける。ところが、憂さ晴らししようと、途中で立ち寄ったバーで、テルマがレイプされそうになる。するとルイーズが38口径で男に発砲。何が何だか分からぬまま、2人は逃亡するはめに。全国指名手配犯となった2人は、決意を新たに、無謀な行動に。グランドキャニオンを背景にしたラストシーンで、絶対的な自由を手にした彼女たちの描写が印象的だ。
2人の白人青年に暴行を受けた黒人 少女の父親カールは自ら犯人を射殺する。陪審員全員が白人という圧倒的にカールに不利な状況の中、彼を助けるべく若き弁護士が立ち上がる。J.グリシャム原作の映画化。
18世紀のパリの悪臭の中で生まれたジャン・バティスト・グルヌイユは、優れた嗅覚を身につけ、それを使って世界最高の香水を作り上げる。しかし、究極の香水を求めて香りを保存しようとする彼の仕事は暗転していく。
ニッキー(ローラ・ダーン)とデヴォン(ジャスティン・セロー)は、映画監督のキングスリー(ジェレミー・アイアンズ)が手掛ける映画に出演することになる。その作品は、ある秘密を抱えており、主演女優のニッキーは役にのめりこむにつれ、次第に役柄と私生活を混同し始めるようになる。
人里を離れて生活をしていたファイアフライ一家は、武装警官たちに襲撃され、銃撃の中で目を覚ます。ママは捕獲され、オーティスとその妹のベイビーだけは脱出に成功し、モーテルに身を潜めた。お尋ね者となった兄妹はそこでも惨たらしい殺人を犯し…。
レイモンド・チャンドラーの傑作ハードボイルド小説をノスタルジックな雰囲気で映画化。名優ロバート・ミッチャムが孤高のヒーロー・フィリップ・マーロウを演じるハードボイルド・ミステリー。 1941年のロサンゼルス。ある女性の調査を依頼された私立探偵マーロウは、わずかな手がかりをもとに行方を追う。調査が難航するなか、マーロウは次々と事件に巻き込まれ、命まで狙われる。警察にも追われながら、事件の核心に迫る。
ある日、ロンドン郊外に住むスターンウッド将軍の家に招かれた私立探偵マーロウ。道中ものすごいスピードで抜いていったジャガーを運転していたのは、将軍の次女カミラだった。大富豪の将軍は、本屋を営むガイガーからカミラの件で脅迫されており、その解決をマーロウに依頼した。帰り際に、長女のシャーロットが現れ、1ヶ月前に失踪した夫リーガンの捜索を依頼されたのかと聞いてきた。ガイガーの古書店を訪ねたマーロウは、裏でエロティックな本を貸していることを突き止める。ガイガーの家を見張っていると、カミラのジャガーが前に止まった。家の中から銃声が聞こえ、マーロウが進入すると額を撃ち抜かれたガイガーの死体と全裸で写真を撮られ、茫然自失となっているカミラの姿があった。