ニューヨークのしがない泥棒ハリー・ロックハート。ある時、警察に追われていて思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオーディション会場。俳優に間違われたハリーはオーディションをパスし、探偵役のスクリーンテストのためにロサンジェルスへ。彼はそこで役作りのため、通称“ゲイ”と呼ばれている本物の私立探偵ペリーに弟子入りすることに。一方でハリーは、女優を夢みてハリウッドへやって来た幼なじみハーモニーと再会する。やがてハリーとペリーは奇怪な事件に遭遇。さらに、ハーモニーの妹も謎の自殺を遂げ、事態は混沌の度を深めていく…。

クリスマスイブの夜。サンタの存在など信じないと思い始めた少年だが、ベッドの中でトナカイの鈴の音が聞こえないかと耳をすます。真夜中近く、鈴の代わりに汽車の走る音が聞こえてくる。驚いた少年が窓を見ると、家の前に大きな蒸気機関車が走り込んでくる。玄関を飛び出した少年に、車掌はそれが北極行きの急行“ポーラー・エクスプレス”だと告げ、乗らないかと誘う。戸惑う少年だが、やがて動き始めた列車につい飛び乗る。

ニューヨーク西34丁目にある老舗デパートのコールズは、営業不振に苦しんでいた。そんな中、クリスマス恒例のパレード開始直後にサンタクロース役が酔い潰れてしまい、責任者のドリーは、偶然居合わせた老人クリスを代役に起用する。サンタのイメージにぴったりのクリスの活躍でパレードは大成功を収め、デパートの売り上げも急上昇。しかし、ライバルのデパートの社長たちの陰謀によって、事態は思わぬ方向に…。

赤ちゃんのパディは、偶然にもサンタクロースの袋に紛れ込んでしまう。そのまま北極まで連れて行かれた彼は、エルフ(妖精)として育てられる。しかし、エルフの2倍以上に成長したバディは自分が人間であることを知り…。『奥さまは魔女』のウィル・フェレル主演、『アイアンマン』のジョン・ファヴロー監督によるファンタジー・コメディ。