ある夜、ウォーターゲート・ビルに侵入した四人の窃盗犯が現行犯逮捕された。単なる強盗と思われたこの事件だが、ワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインは数々の疑念、妨害を乗り越え調査を進めていく。そして、これがのちに合衆国大統領ニクソンを失脚させる一大スキャンダルへと発展していくのだった…。
社会派ジャーナリストのミカエルに、大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックからある調査依頼が来る。40年前、ヘンリックの兄の孫娘ハリエットが失踪した事件の再調査だ。依頼を引き受けたミカエルだが、ヘンリックの依頼でミカエルの身辺調査を行なっていた天才的女性リサーチャー、リスベットをひょんなことから相棒にすることに。ミカエルたちが巨大な真相に近づこうとしたとき、ミカエルはある人物に命を狙われる。
全世界で3300万部の売り上げを突破し社会現象となった、今世紀最大の傑作ミステリー最終章!宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、瀕死の重傷を負い病院に運ばれた。ソ連のスパイだったザラチェンコの亡命を受け入れた政府の秘密組織<特別分析班>は、事件を通じて自分たちの存在が明るみに出るのを恐れ、関係者全員の抹殺をはじめる。その標的には、リスベットも入っていた。ミカエルは仲間を集め、彼女を救うべく陰謀に立ち向かう。