エリートサラリーマン家庭であった田向一家惨殺事件から1年経ち、事件は犯人が見つからないまま迷宮入りしていた。その時、ある記者が、田向夫妻の同僚や学生時代の同級生、元恋人などに、夫妻との思い出や人柄についてインタビューして回る。すると、一見理想的な夫婦と思われた二人の本性が現れてくる。

出版社に勤めるウィルは、満月のある夜、狼に噛まれてしまう。その日から感覚が研ぎ澄まされ、未知の力を得たように感じるウィル。彼は社の新オーナーと折り合いがつかず、クビの宣告が間近だった。パーティでオーナーの娘ローラと知り合い、互いに惹かれ合う二人。だが、彼の後釜を狙っていたスチュワートと密通していた妻がセントラル・パークで惨殺されるに及び、彼は自分が狼男に変身していると確信する…。