アカデミー賞受賞監督エメラルド・フェネルが送る、特権と欲望を描いた美しくも毒のある物語。オックスフォード大学に入学したオリヴァー・クイック(バリー・キオガン)は大学生活になじめないでいた。そんな彼が、貴族階級の魅力的な学生フィリックス・キャットン(ジェイコブ・エローディ)の世界に引き込まれていく。そしてフィリックスに招かれ、彼の風変わりな家族が住む大邸宅ソルトバーンで生涯忘れることのできない夏が始まった
航空機墜落。地面に激突し真っ二つに引き裂かれた機体から、パニック状態の乗客たちを安全な場所へと導くひとりの男がいた。彼の名はマックス。妻と息子を持つごく普通の男性であったが、この事件をきっかけに、恐怖を超越、極度の苺アレルギーも一切なくなるなど、まさに別人に変わってしまう。 マスコミはまるで救世主のように書き立てた。そんな折、マックスは同じ事故で赤ん坊を死なせたカーラと接触。これを機に彼女は立ち直り始めるが、彼は妻と息子を拒絶するなど、どうしても元には戻れない。はたしてマックスはどうなってしまうのか…。