埼玉県春日部に突如出現したテーマパーク“20世紀博”。そこでは、しんのすけの父ひろしや母みさえが育った1970年代の暮らしが再現されていて、いつしか大人たちは、子どもそっちのけでノスタルジックな世界に魅了されていく。やがて、ついに大人たちが20世紀博の会場から戻ってこない異常事態に発展、しんちゃんと仲間たち“カスカベ防衛隊”は、パークを仕切る秘密結社“イエスタデイ・ワンスモア”に立ち向かう。

土曜の休日と言うのに学校に登校させられた高校生5人。彼等はさまざまな問題を起こした懲罰として自分についての作文を書かされるハメになった問題児ばかりだった。大きな図書館に軟禁状態にされ、何から書いていいのかわからないままだらだらと時間だけ過ぎて行く中、雑談からお互いの身の上話を交わし始めた彼等は次第に心を開かせて行く。<ジョン・ヒューズ監督が、デビュー作「すてきな片想い」に続いてM・リングウォルドを起用し、その魅力を十二分に引きだして彼女の人気が大ブレイクするキッカケにもなった、いわゆる“ヤッピー映画”の傑作。>

大学を卒業し前途洋々のベンジャミン。彼は、祝賀パーティの席で誘惑をかけてきた中年女性ロビンソン夫人と逢瀬を重ねることに。だが彼女の娘エレインが現れた事で、その関係は崩れていく。親の勧めで不承不承エレインと付き合うことになるベンジャミンは、彼女に惹かれていったのだ。一方、そんな若い2人に嫉妬するロビンソン夫人。やがて、彼女とベンジャミンの関係がエレインの知るところとなるのだが……。

1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。

とある夏、家族と共に避暑地にやってきた17才の少女ベイビーはそこで、ダンス・インストラクターのジョニーと出会い、愛し合うようになる。上流階級のお嬢様はやがて大人の女へと成長する。

高校生デイビッドは、1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”にハマッていた。そんな彼はある日、双子の妹ジェニファーとリモコンでチャンネル争いをしていると、いつの間にかプレザントヴィルの世界に入ってしまう。2人が主人公パーカー家の子供となったその白黒の世界は、暴力も性描写もなく平穏そのもの。だが、本能のままに行動するジェニファーによって、モノクロの世界は次第に色づきはじめていく…。

アメフト男子に頼まれて、ラブレターを代筆することになった成績優秀なエリー。お陰で彼との友情は芽生えたけれど、彼と同じ女の子が好きな心の内はかなり複雑...。

高校3年の冴えない男子生徒・ジムは、間近に控えた卒業を前に何とか”初体験”を済ませようと、同じく”バージン”の悪友達と共に恋人探しの大奮闘を開始する。仲間達が次々に恋人をゲットしていく中、間の悪いジムはシングルのままプロムの夜を迎えてしまう。