コンビを組んでお尋ね者の懸賞金をだまし取っていたジョーとテュコ。二人はある日、逃走中の強奪犯から、20万ドルもの大金を奪う。だがその金をねらって、セテンサという凄腕のガンマンがやってきた……。三人の男たちの、虚虚実実の駆け引きをユーモラスに描いた痛快ウェスタン。

1925年のメキシコ。黄金探しに夢をかける老人ハワードと出会い、金鉱掘りに乗り出したアメリカ人のドブズとカーティン。運良く砂金を発見する3人だが、いつしか強欲な本性を現したドブズが仲間の裏切りを疑い始める。 黄金をめぐる男たちの欲望と葛藤をジョン・ヒューストン監督が骨太に描いた力作。アカデミー監督賞、脚色賞を受賞したほか、ハワードを演じた、名優で監督の父・ウォルターが助演男優賞に輝いた。

舞台はゴールド・ラッシュににぎわう1900年のアラスカ。金鉱を掘りあてたサムは、相棒の婚約者を迎えるためにシアトルへ向かうが……。西部劇の王者ジョン・ウェインがコメディ・タッチの西部劇に挑戦したことでも話題に。

「荒野の七人」「ネバダ・スミス」などでスクリーンを飾り多くのファンを魅了した大スター、スティーブ・マックィーン主演による西部劇。開拓時代末期の実在の人物“トム・ホーン”をモデルに、その波乱に満ちた半生を綴る異色作。本作の後、間もなく亡くなったマックィーンの、最後の西部劇となった。 西部開拓時代末期のワイオミング州。大牧場主たちに家畜探偵として雇われたトム・ホーンは、牛泥棒たちを次々に退治してゆく。だが、容赦ないホーンのやり方に恐れを抱き始めた人々は、残酷な仕打ちを仕掛けて彼を葬り去ろうとする。