言語学が専門のヒギンズ教授は、同好の士であるピカリング大佐と言葉遣いについて議論した末に、ロンドンのきつい下町なまりで花を売り歩く娘イライザを、自分なら上品なレディに仕立て直してみせると豪語。かくしてその成否をめぐって大佐と賭けをしたヒギンズ教授は、早速イライザを相手に、なまりの矯正や礼儀作法のレッスンを開始。特訓の成果が実り、やがて見事一流のレディに変身した彼女は、社交界の花形となる。
ニュージャージー州の郊外に暮らす三姉妹を軸に描かれる不幸な人たち……イタ電オヤジ、ヤリ逃げ男、ホモの少年などなどワケありな人々が幸せを求めて繰り広げる過激なコメディ。
テネンバウム家の3人の子どもたちは皆若くして成功した天才児。長男のチャスは10代で不動産売買に精通し、国際金融にも才能を発揮する。長女マーゴは12歳で劇作家デビュー。次男リッチーもまたテニスのジュニア選手権3連覇で将来を嘱望されていた。しかし、父親の過ちと裏切りにより一家は崩壊を始めてしまう。チャスは飛行機事故で妻を失い、男手ひとつで二人の息子を育て、マーゴは年上の男と結婚の末無気力な毎日を送り、次男も突然テニス界を引退、船旅に出てしまう。そんな彼らと再び家族の絆を取り戻したいと考えた父親は一計を案じるのだったが……。
ゾーイ・ミラーは、ロマンチックな愛に興味がない。賢くコンピューター専攻のゾーイだが、学校のサッカースターであるザックが記憶喪失になり、ゾーイをガールフレンドと間違えたとき、彼女の人生は一変する。
キャスリーンは、母親の代から続く小さな絵本の店を経営している。彼女は“ショップガール”というハンドルネームを持ち、顔も知らない“NY152”というハンドルネームの男性とメールのやり取りをすることを日々の楽しみにしていた。彼女の本屋の近くに大手の本屋チェーンがオープンするが、その経営者が実は“NY152”のジョーであった。彼も“ショップガール”とのメール交換を心の糧にしていたが、二人は顔を合わせると喧嘩が絶えなかった。そんなときキャスリーンは“NY152”から直接会わないかと提案される…。
長島藩の首席家老である父・勘膳に勘当を解かれ、武芸の修業に赴いた江戸から久方ぶりに帰郷した犬飼平四郎の耳に、殿が刀守として雇った浪人あがりの風祭蘭之介なる侍が将軍家から賜った宝刀を奪い、姿を晦ましたという知らせが飛び込んできた。このことが外部に漏れれば、御家断絶は免れないだろう。しかし最強の剣客である風祭に敵う者は誰ひとりとしておらず、悩み抜いた藩の重鎮たちは宝刀の贋作を造り、事件のもみ消しを図ろうとする。ところがこの処置に納得できない平四郎は「風祭を斬る」と城を飛び出してしまい…
80年代に人気絶頂だった元ポップスターと失恋で書くことをやめてしまった作家志望の女性が、ラブソングを作ることになるラブコメディ。『ブリジット・ジョーンズの日記』のヒュー・グラントが元ポップスターを、『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモアが作家志望の女性を演じる。監督は『トゥー・ウィークス・ノーティス』のマーク・ローレンス。元ポップスター役ではじけるヒュー・グラントの魅力と、ロマンチックなラブストーリーの行方に注目
ウィスコンシンの大学で学ぶ真面目な女子学生が恋に落ちたのは、ちょっと偉そうだけれどチャーミングなクラスメイト。実は彼が、お忍びで留学してきたデンマークの王子様だったなんて!
コピーライターの女性が、ひょんなことから17歳の女子高校生になりすますことで巻き起こる騒動を描いた、学園ロマンティック・コメディ。主演は『チャーリーズ・エンジェル』のドリュー・バリモア。
あれもダメ、これもダメ。何をやっても失敗ばかりの不細工主婦ルース。愚鈍な妻に愛想を尽かした会計士の夫ボブは、美人小説家メアリーと不倫関係に! 家族を捨て、メアリーのもとへ向かうボブに「シー・デビル(女悪魔)」とののしられたルース。その時、彼女の瞳には復讐の炎がメラメラと燃え盛っていた…!!