1930年代の中国広東省佛山。家族と共に平穏な日々を送る詠春拳の達人、イップ・マン。その実力と人格で人々の尊敬を集める一方、彼を倒して名を挙げようとする武術家たちも多く、心ならずも手合わせをしては、いずれも一ひねりにしてしまうのだった。ところが折しも日中戦争が勃発、佛山を占領した日本軍によって家屋を奪われ、窮乏を強いられる。やがて空手の名手でもある日本軍将校・三浦がイップ・マンの実力に目を付け、日本兵たちに中国武術を教えるよう迫るのだが…。

傑作カンフー・アクションシリーズ第1弾。19世紀半ばに実在した、希代の英雄・黄飛鴻(ウォン・フェイフォンを、ツイ・ハーク&リー・リンチェイという夢のコンビが、まったく新たに映像化した作品。現代アクション映画に押されていた香港映画界に、新たに“古装片”ブームを巻き起こした。舞台は英米列強が幅を利かせる動乱の時代の中国。英軍の陰謀を叩こうとする黄の前に、最強最大の武道家が立ちはだかる。

天地黎明に続く武侠アクション第2作!医学学会に出席するために広州を訪れた黄飛鴻一行。そこで彼らに秘密結社・白蓮教徒が襲いかかる。黄は孫文と出合いともに打倒白蓮教を目指す。乱世の清朝末期を舞台に、動乱期の中国が持つ異文化との相克というドラマが展開する。

縛られることを嫌う一匹狼のテキサス警備隊員マックエードは、単独行動ばかり取ることからタイラー隊長に目を付けられ、若い隊員ケイヨと組まされる。ある日、別れた妻の娘サリーと馬場へ出かけたところ、ローラという美女と知り合い惹かれ合う。そんな中、武器輸送車が襲われる現場を目撃したサリーが命を狙われ、重傷を負ってしまう。マックエードはケイヨを連れて捜査を開始し、メキシコの密輸組織の存在を突き止める。

シリーズ第3弾。北京では、時の権力者・西太后が“獅子王争覇”と呼ばれる大武術大会を開催しようとしていた。試合を前に殺気だつ各流派の武闘家たち。武術の本分を説き、平和的に試合を行わせようとする黄飛鴻だが、外国政府による西太后の側近・李鴻章の暗殺計画が進行していることを知り、自身も大会に参加することを決意する。

サンフランシスコのチャイナタウン。理想に燃える若きブルース・リーは、武道家としても映画俳優としても上手くいかずに苦労していた。そんな中、中国の北派少林拳の達人ウォン・ジャック・マンが、アメリカのカンフーの現状を視察しにやって来る。カンフー王者を目指すリーはウォンの存在が邪魔になることを恐れ、ウォンに戦いを挑む。<1960年代のサンフランシスコを舞台に、無名時代のブルース・リーと中国拳法の達人ウォン・ジャック・マンの伝説の対決を題材に描いた伝記アクション>