高校のバスケット・チームを舞台に教師の苦悩と葛藤を描く感動の人間ドラマ。監督は『ネゴシエーター』のトーマス・カーター。R&B界の歌姫・アシャンティが本作で映画デビューを飾っている。サミュエル・L・ジャクソン演じるコーチ・カーターの人間らしいキャラクターはハマリ役。
マンハッタンのミッションスクールに通うジムたちは、バスケットボールに夢中な無垢な不良少年であったが、教師である神父にいじめられたのをきっかけにドラッグを始めてしまい、やがて退学、泥棒、ホームレス、果ては殺人と、彼らを破滅の道へと招いていく…。 ジム・キャロルの実体験にもとづく全米ベストセラー青春文学『マンハッタン少年日記』の映画化。レオナルド・ディカプリオが堕ちていく純粋な少年を迫真の演技で体現している。全体的に乾いたシンプルな演出が施されており、ウェットなセンチメンタルになることを巧みに避けているのが、逆に悲劇のリアリティを高めている。共演もマーク・ウォールバーグなど、後にブレイクした若手俳優が多数出演。(的田也寸志)
1966年、アメリカ。大学バスケットボール界でも人種差別がはびこり、黒人は一試合で最大3人までしか出場させないのが暗黙のルールとなっていた。そんな中、テキサス・ウェスタン大学のコーチに就任した白人のドン・ハスキンズは、全米各地からボビーら有能な黒人選手をスカウトしてくる。だがやはり、周囲からの風当たりは強く、非情な嫌がらせを受けてしまう。それでもハスキンズは熱心に指導し続け、やがてチームはトーナメントを次々と勝ち上がる強豪へと成長。そして、いよいよ名門ケンタッキー大との決勝戦を迎えるのだが…。
田舎の弱小高校バスケット部にやってきた新任コーチの型破りな指導法は、町の人々の反感を買うが、次第に心開く人も現れ、チームを州決勝大会へと導く。ジーン・ハックマン主演のスポーツ・ドラマ。
スパイク・リー監督が描くのは、バスケットボールを通して結ばれる親子の絆。実際にかなりのバスケの腕前を誇るというD.ワシントンを主役に迎え、感動の熱血ドラマが幕を開ける。
ドラッグが蔓延するブルックリンの劣悪なエリアを舞台に、ドラッグ中毒であるカリスマ歴史教師と彼の秘密を知ってしまった女子生徒の交流、教師の闇からの再生を描く。ライアン・ゴズリング主演による幻の衝撃作。
大晦日の夜に行われたパーティで、トロイとガブリエラはデュエットする事になってしまう。初めて一緒に気持ちよく歌えた二人だったが何とか顔写真を交換したもののガブリエラは姿を消してしまった。そんな二人に運命の再会が待っていた。年明けにトロイの通うイースト高校に、転校生としてガブリエラがやってきたのだ。二人を強く引き付けたのはやはり音楽。しかし人気者のトロイを狙っている強烈なライバル、演劇部の部長で目立ちたがり屋のシャーペイ・エヴァンスがいた。トロイとガブリエラがミュージカルの応募掲示板の前にいるのを見つけたシャーペイは、二人がミュージカルに出るつもりではないかと疑っていた。