アクションの映像を観ただけで、同じ技を習得できる人並外れた能力を持っている美少女ゼンは、最愛の母が末期の白血病に侵されていることを知る。ゼンは母からすべてを奪ったマフィアに復讐するため、自ら体を張って抗争に身を投じるが、そこで生き別れになっていた父マサシと再会を果たし……。

少年チャンピオンでの連載終了後も根強い人気を誇る高橋ヒロシのコミック「クローズ」をオリジナルストーリーで実写映画化。原作より過去に遡り、不良たちが集まる鈴蘭男子高校で勃発した史上最大の抗争を描く。幾つもの派閥が勢力争いを繰り広げている鈴蘭男子高校。現在の最大勢力は、3年の芹沢が率いる一派だ。そこに鈴蘭制覇を狙う転入生・滝谷が現われ……。鬼才・三池崇史がメガホンを取り、小栗旬、山田孝之、黒木メイサら豪華キャストが集結。

戦後、東大法学部の学生が設立した金融会社“太陽クラブ”は急成長を遂げたが、メンバーの隅田がヤミ金融容疑で検挙され焼身自殺を図る。残された鶴岡は新たに六甲商事を設立し、企業から次々と金を騙し取った。東京地検の福永検事は鶴岡をマークするが、彼は証拠を残さずに犯罪を繰り返すのだった。

日本最大のやくざ組織・天道会。その傘下兵頭組組長が惨殺される。天道会若頭・鷲尾組組長・鷲尾一馬(小沢仁志)は、兵頭殺しの背後に元天道会若頭補佐で、今は東京の半グレやマフィア等を仕切る、明神良成(哀川 翔)の存在を確信する。同じ頃、鷲尾は天道会5代目会長・勝重(白竜)から遠山凪(堀田茜)の身柄を押さえるよう命令される。鷲尾は子分の沖田(本宮泰風)、伊達(中野英雄)、らと共に行動に出るが、武装した若者たちの集団に襲撃される。からくも凪をアジトに連れ出すが、彼女は「東京都カジノ計画」の利権争いのキーパーソンだった。 これによって、やくざ、マフィア、半グレ、警察、国家をも巻き込んだ、最大の抗争が始まる——

字廻組の組員・南は兄貴分の尾崎に生涯の忠誠を誓っていたが尾崎の言動がおかしくなった。狂いつつある尾崎に恐怖を感じた字廻は、南に尾崎を殺して死体を名古屋にあるヤクザの処理場で始末するよう命令する。悩みながら名古屋へ出発した南は、事故で尾崎を殺してしまう。ところが、途方に暮れて立ち寄った喫茶店でほんの少し目を離した間に、車中の尾崎の死体が消えてしまう。

親にもツキにも見放され、電車賃もない龍彦が新宿にやって来る。彼はチンピラに絡まれ、大乱闘になったところを真虎に助けられ、水商売で働く女性のスカウトをやってみないかと誘われる。真虎が所属するバーストの一員となった龍彦は仕事に励むが、敵対するライバル会社ハーレムで次第に頭角を現わしてきた秀吉に何かと付け狙われる。ある日、龍彦は借金の肩代わりをした店長から乱暴を受けながら働く風俗嬢アゲハと出会う。

警察庁長官が何者かに射殺された。 この国の中枢・霞が関の裏側には秘密組織が存在し、「暗殺」で日本が動いていることを世間は知らない。 狙った獲物は確実に仕留めるプロのスナイパー・神崎 猟(竹内 力)は、相棒の鳴嶋(川野太郎)と共に、その「猟欲」と呼ぶべき類稀なる狩りの本能と手腕で、数多の人生を終わらせてきた。 任務遂行の報告に訪れた神崎に、もう1枚の写真が渡される。 国家機密を盗んで逃走したとされ、新たな「標的」となったのは、かつてのパートナー・篠崎(若松武史)だったーーー! スナイパー同士の血戦、街に銃弾の雨が降りそそぐ!!