私立のラシュモア高校に通う行動派生徒のマックスは、並行して20前後の課外活動をこなすという忙しい毎日を送っているが、肝心の学業は不振。高校に新たに赴任した女性教師クロスに好意を抱くが、高校に無断で水族館を建てようとしたせいで退学となり、公立校に転校することに。クロスを忘れられないマックスだったが、自分の大人の友人であるブルームに彼女を取られてしまったせいで、次第に自暴自棄になっていく。

国田信吉は大学を出て、今はドサまわりの山村民之助一座で座付作家となっている。信吉の芝居は大入満員となり座長は喜ぶが、信吉に新解釈の新しい演し物をと熱く語られ、座員全員で女を求めて稽古を抜け出してしまう。座長には二人の娘がおり、姉の千鳥は一座の二枚目俳優の妻、妹の千草は信吉に想いを寄せていた。信吉は姉妹ともに肉体関係を持ち、人妻である千鳥と結婚したいと言い出す。信吉は千鳥の夫である栄三郎と離婚してもらうための話し合いをセッティング。栄三郎は一座には信吉と千鳥が必要だから自分は身を引くと告げるのだった。