「22年目の告白 私が殺人犯です」「AI崩壊」の入江悠監督が、岡田将生と川口春奈の共演で描いたホラー映画。劇作家・演出家の前川知大が主宰する「劇団イキウメ」の同名人気舞台を映画化し、オール韓国ロケで製作された。夫との生活に嫌気が差した要は日本を飛び出し、兄・輝夫が暮らす韓国の別荘を訪れる。突然の来訪に驚く輝夫だったが、要の夫のだらしなさを聞き、妹の心の傷が癒えるまで一緒に過ごすことを決める。そんな兄妹はある時、「聖地X」と呼ばれる、奇妙な力の宿った未知の土地に、知らずに足を踏み入れてしまう。そこに入った者は精神を蝕まれ、謎の死を遂げていくという。有能な祈祷師も太刀打ちできず、悪夢はひたすら続く。忌々しい土地に根付く“約束された死”から逃れるべく奔走する輝夫と要だったが……。

将来有望な若手政治家デヴィッドは、ある日エリースという美しいバレリーナと‘運命的’に出逢い、一目惚れする。しかし次の瞬間、突如現れた「アジャストメント・ビューロー(運命調整局)」と呼ばれる男たちによってデヴィッドは拉致されてしまう。彼らの目的は、本来‘恋に落ちる予定ではなかったデヴィッドとエリースを引き離し「運命の書」に記述された運命に従わせることだった。