<15歳の夏、僕は彼に出会った―>陸上部に所属するシーヘルは、チャンピオンシップ大会に向けて結成された強化チームに選ばれ、同じく選手として選ばれた自由快活で爽やかな少年マークと出会う。ある日、練習の後、友達と泳ぎに出かけ二人きりになったマークとシーヘルはお互いに引き寄せられるようキスをしてしまう。ガールフレンドのイェシカと会っていても、シーヘルの頭の中にはマークが浮かんでばかり。その気持ちは友情なのか愛情なのか自分でもよくわからない。
舞台は19世紀ヨーロッパのとある小さな村。成金の魚屋のヴァン・ドート夫妻の息子ヴィクターと没落貴族であるエヴァーグロット夫妻の娘ヴィクトリアとの政略結婚が親同士で進められていた。お互い一度も面識もない人と結婚することを不安に思っていたが結婚式前日、リハーサルのために初対面した2人は互い好意を抱く。しかし緊張したヴィクターはリハーサルで失敗を連発し怒った牧師に式の延期を言い渡されてしまう。困った彼は人気のない夜の森で結婚式の練習をしているとき目前に突き出ていた枯れ枝のようなものを花嫁の薬指に見たて指輪をはめたことから大変な事態に巻き込まれる。
1950年代。新興住宅街《レボリューショナリー・ロード》で暮らすフランクとエイプリルは、可愛い子ども2人がいる理想的夫婦。だが元陸軍兵のフランクは事務機会社のセールスマンという自身の立場に未来が無いと感じ、かつて女優を志願したエイプリルも今は平凡な主婦であることが悩み。突然、家族そろってパリに引っ越そうと言い出した妻の考えに同意して辞職を決めたフランクだが、自分に昇進のチャンスがあると知る。
女子サッカーチームのストライカーとして活躍する女子高生のヴァイオラ。ある日、ボーイフレンドから「女子サッカーはお遊び」と言われ、女でも同等にサッカーが出来ることを証明するため、双子の兄になりすまして兄の学校へ潜入。うまく男装し男子サッカーチームに入部した彼女だったが、女の子の惚れられ、ルームメイトに恋をし、予想外の展開に!
捜査官を目指すコンピューターの専門家エリック・オニールは、FBIで25年のキャリアを持つ上級捜査官ロバート・ハンセンの事務を担当し、ハンセンの行動をすべて書き留めるよう命じられる。オニールはハンセンの性癖の調査だと言われるが、ハンセンの本当の容疑は、長年にわたるソ連・ロシアのスパイ活動と、アメリカのために働く捜査官の死に責任があるというものだった。
ニューヨークの新聞記者スーは、ジャングルでワニと格闘しながら生きているタフな男、マイケル・“クロコダイル”・ダンディーに会うためにオーストラリアへ向かった。記事のため2人で奥地へ冒険の旅に出かけ、彼らは数々のハプニングを通して次第に惹かれ合っていく。やがて、ダンディーはスーの誘いでニューヨークへ降り立つが、そこには彼女の恋人が迎えに来ていた。
個性的な登場人物たちが繰り広げる大ボケ、コネタの数々。全米公開時、観衆を爆笑、失笑、苦笑の渦に巻き込んだコメディ。ハーヴェイ・カイテルなど、豪華なキャスト陣も見どころ。