1970年代の初頭のニューヨークで、ハーレムを牛耳っているギャングのボスの運転手をしていたフランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、ボスの亡き後、東南アジアの麻薬を密輸する計画を決行する。時に横暴ともいえる強引なやり方で財力をつけたフランクは、マフィアにも一目置かれる麻薬王として街に君臨する。

ゴジラシリーズ第16作。ゴジラ生誕30周年記念として前作から9年振りに制作された。1975年まで制作された「昭和シリーズ」との繋がりはなく、第1作(1954年)「ゴジラ」の直接の続編としてリブートされた、俗に言う「平成シリーズ」の第1作。大黒島沖で遭難した漁船の生存者・奥村は荒れ狂う嵐の中で巨大な怪物の姿を目撃していた。奥村を救助した東都日報の牧は生物学者・林田の助言を求めるが、林田は30年前に帝都を襲撃し東京湾で葬られたゴジラが目覚めたと推測。はたしてゴジラは復活していた。ソ連原潜を沈め、静岡井浜原発に現れると放射能を吸収し海へと消えたゴジラ。だがそれは破滅へのプロローグでしかなかった。

第二次世界大戦直前のアムステルダムを舞台に、オランダの要人暗殺を目撃したために政治的陰謀に巻き込まれる新聞記者の暗殺を描く名作。ストーリーは二転三転、名シーンが詰まっている。

巨大な氷惑星の衝突をきっかけに、人類の移住が可能となった金星=ヴイナス。移住から70年が経過した惑星では、大陸を二分するアフロディアとイシュタルという自治州同士によって戦争状態にあった。その一方で、惑星自体がかつての金星の姿を取り戻すかのように温暖化も進み、ヴイナスは政治と環境の両面において先の見えない状況に置かれていた。アフロディアに住む少年・ヒロはそんな閉ざされた未来に対する不満を、危険なバイクレース「ローリング・ゲーム」にぶつけて過ごしていた。そんな中、アフロディアの首都にイシュタル軍が電撃的に侵攻を開始し、ヒロたちの日常は戦火によって失われてしまう。レースという自分たちの楽しみさえ奪われ、その鬱憤を晴らすため、ヒロとその仲間たちは、街を襲撃するイシュタル軍の巨大戦車・タコを襲撃する計画を実行する。しかし、自分たちから飛び込んだ戦場は、圧倒的な力の差という非情かつ残酷な真実を突きつける。そしてこの戦いをきっかけに、ヒロはアフロディア軍と出会い、戦闘用のモノ・バイクに乗り込む兵士として、さらなる戦争の現実を体験していくことになる……。

日本の「ゴジラ」(1954年)に、ハリウッドで追加撮影されたシーンを加えて再編集されたハリウッド上映版。 アメリカの新聞記者スティーブ・マーティン(レイモンド・バー)は、カイロへの取材に向かう途中に立ち寄った日本の東京で、ゴジラの上陸に遭遇する。スティーブの回想によって、ゴジラに蹂躙東京の惨状が描かれる。

2003年、アメリカ軍がバグダッドを占領した際、ロイ・ミラー主任兵曹と陸軍検査官チームは、イラクの砂漠に備蓄されていると思われる大量破壊兵器を発見するために派遣された。次々と罠が仕掛けられた危険な場所を転々としながら、致命的な化学物質を探していくが、代わりに巧妙な隠蔽工作が行われており、任務の目的が覆されそうになる。

本来南米アマゾンに生息するはずのピラニアが、北米テキサスの山間部に出現する。極限状態で繰り広げられる人間対ピラニアの壮絶バトル。続編はJ.キャメロンの『殺人魚/フライングキラー』。