お祭りを2日後に控えたフランス西南部の海辺の街ロシュフォールに、作曲家の卵のソランジュ(フランソワーズ・ドルレアック)とダンサー志望の妹デルフィーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)という双子姉妹が暮らしていた。お祭の当日、旅芸人のエチエンヌ(ジョージ・チャキリス)たちに頼まれ、彼女たちは歌と踊りを披露する。

アイオワ州エンドーラ。生まれてから24年、この退屈な町を出たことがない青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニー、過食症を病む250kgの母親、2人の姉妹の面倒を見ている。毎日を生きるだけで精一杯のギルバートの前に、ある日トレーラー・ハウスで祖母と旅を続ける少女ベッキーが現れる。ベッキーの出現によりギルバートの疲弊した心にも少しずつ変化が起こっていく。

高校生デイビッドは、1950年代のホームドラマ“プレザントヴィル”にハマッていた。そんな彼はある日、双子の妹ジェニファーとリモコンでチャンネル争いをしていると、いつの間にかプレザントヴィルの世界に入ってしまう。2人が主人公パーカー家の子供となったその白黒の世界は、暴力も性描写もなく平穏そのもの。だが、本能のままに行動するジェニファーによって、モノクロの世界は次第に色づきはじめていく…。

カーニヴァルの夜、望みをかなえる魔王のボックスにコインを入れた主人公が、翌朝目覚めると少年からオトナに成長していた。親友の協力によって玩具メーカーに就職した主人公だったが、持ち前の自由な発想が社長に認められめきめき昇格していく……。

ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、元恋人の婚約発表現場に居合わせることになり、ショックで落ち込んでいた。一方、ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは、同棲中の恋人と派手にケンカ別れしたばかり。それぞれ傷心を抱えた2人は、“ホーム・エクスチェンジ”のwebサイトを介して知り合い、クリスマスホリデイ期間だけお互いの家を交換して、異国の地で心のリフレッシュを図ることにする。

<モンマルトル編>駐車できる場所を探し求めてモンマルトルの坂道を走り回った末、ようやく見つけたスペースにマイカーを滑り込ませた男性主人公は、すぐ近くで女性が行き倒れとなっているのと遭遇する。<セーヌ河岸編>2人の悪友とともにセーヌ河岸に陣取って、道行く女性たちの品定めをしていたフランソワ。偶然目の前で転んだアラブ系の若い女性を助け起こした彼は、彼女の美しさにたちまち魅せられる。その他、計18話。

結婚式会場に向かう途中の男性が、偶然出会った女性に心を奪われてしまい……。そんな恋のハプニングを描いた、サンドラ・ブロック、ベン・アフレック主演作。果たして彼が生涯の伴侶に選ぶ女性は。